オトガイ形成を受けたり検討したりしているものの、 「思っていた仕上がりと違う」「顎先が不自然に見える」「修正はできるのだろうか」といった不安を抱える人もいらっしゃると思います。
顎先はわずか数ミリの差でも印象が変わる繊細な部位です。そのため、術後に違和感や後悔を感じてしまうことがあります。しかし、状態を正しく診断すれば、改善を目指せるケースも少なくありません。
今回は、オトガイ形成後に起こりやすいトラブルの原因や、修正手術を検討する際に知っておきたいことを解説します。本記事が適切な選択肢が見つかる一助になれば幸いです。

オトガイ形成とは?失敗が起きやすい背景
オトガイ形成は、あご先の形を整えてフェイスラインの印象を変える輪郭整形です。一方で、骨を扱う繊細な施術のため、仕上がりのイメージ差や技術差によって後悔につながるケースもあります。ここでは、オトガイ形成の基本と、失敗が起きやすい背景について解説します。
オトガイ形成(顎骨切り・顎先削り)とは?
オトガイ形成(顎骨切り・顎先削り)とは、顎先の骨(オトガイ部)の形や位置を調整し、フェイスラインを整える輪郭形成の施術です。顎先を前方や下方に移動させたり、短縮したり、幅を整えたり、顔全体のバランスを整えます。輪郭整形にはエラや頬骨を整える方法もありますが、オトガイ形成は小さな骨への調整で顔全体の印象を変えやすい点から、人気の高い骨切り術のひとつとされています。
〇オトガイ形成で失敗や後悔される方が多い理由
オトガイ形成で失敗や後悔が起きやすい理由としては、いくつかの要因が挙げられます。ここでは、失敗が起こりやすい主な背景についてお伝えします。
●施術の難易度
輪郭形成を取り扱うクリニックにおいてオトガイ形成はメジャーな施術の一つとなりますが、実際にはそれほどシンプルで簡単ということもなく、特に「仕上がりにおける顔全体のバランス感」が求められる治療であるという点が特徴です。数ミリの差でも輪郭の印象が変わるため、骨格バランスや左右差を考慮した精密な設計が求められます。さらに、神経や血管が近い部位でもあるため、高度な技術が必要とされます。
●医師の経験差
骨切り術は医師によって経験数やデザイン力に差が出やすく、症例経験が少ない場合、仕上がりのバランスや自然さに影響が出ることがあります。輪郭全体を見ながら調整できるかどうかも重要なポイントで、医師選びが満足度を左右することがあります。
●患者様のイメージギャップ
「もっと細くしたい」「理想の顎にしたい」といった希望があっても、骨格や顔全体のバランスによって実現できる範囲には限界があります。カウンセリングで仕上がりのイメージを十分に共有できていない場合、術後に「思っていた印象と違う」と感じることがあります。事前にシミュレーションや症例を確認し、現実的なゴールをすり合わせることが大切です。
オトガイ形成でよくある失敗例6パターン
オトガイ形成は骨格や術式、デザインの違いによって仕上がりに差が出ることもあります。ここでは、実際に相談が多い失敗や後悔のパターンを、症状の原因や見分け方も含めて解説します。ご自身の状態と照らし合わせながら、ご覧ください。
①イメージと仕上がりが違う(形状のミスマッチ)
「思っていたより顎先が細くなりすぎた」「希望していたラインと違った」と感じるケースです。多くは、術前のカウンセリングで医師と仕上がりのイメージが十分に共有できなかったことが原因です。特に「自然にしたい」「シャープにしたい」といった感覚的な希望は、認識の差が出やすい部分でもあります。
カウンセリング時に「どの程度変化させたいのか」「どんな印象を目指したいのか」を具体的に伝え、医師と仕上がりの認識を共有することで、イメージのズレを防ぎやすくなります。
②変化が出なかった(効果不十分)
「想定より顎先の変化が少なかった」といった相談もよく寄せられます。骨の移動量や削る量が控えめだった場合に起こりやすいケースです。ただし、過剰に削ってしまった場合と比べると、追加で骨の調整を行うことで理想の顎先に近づけやすく、修正手術の負担も比較的少なくて済む傾向があります。逆に削りすぎている場合は、骨の再調整が難しく、手術の難易度が上がります。
③左右差・左右非対称
術後に左右差がまったく生じないとは限りませんが、患者様にとって「許容できる左右差かどうか」が、仕上がりの満足度を左右するポイントになります。左右対称を意識して操作は行いますが、もともとの骨の形や左右差も考慮しながら手術を行うことが、失敗を防ぐための重要なポイントです。
④顎が太くなった・術前より角ばってしまった
小顔やVラインを目指したにもかかわらず、「顎先が逆に太く見える」「角ばってしまった」と感じるケースがあります。骨の削り方や位置調整に加えて、筋肉や皮膚の厚みも仕上がりに影響するため、骨のみを整えるだけでは理想輪郭にならない場合もあります。術前に顔全体のバランスを踏まえたシミュレーションを行い、経験豊富な医師と十分に仕上がりイメージを共有することが大切です。
⑤フェイスラインに段差ができた
オトガイ形成後に、顎先やフェイスラインにでこぼこや段差が残ることがあります。術前のシミュレーション不足や、理想の形を再現する技術力の差が主な原因です。骨・筋肉・皮膚は互いに連動しているため、全体のバランスを考えたデザインが仕上がりにつながります。
⑥腫れ・しびれ・傷跡が長引いた
オトガイ形成後、顎先や顔のむくみ・傷跡が長く残る・顎先にピリピリとしたしびれや知覚過敏を感じることがあります。腫れや神経への影響が長引くことで起こる症状で、通常は1ヵ月程度で自然に改善していくことが多いですが、症状が長引く場合は早めに医師に相談し、適切なケアや対応を受けることが大切です。
【失敗相談が急増中】魔女顎とは|魔女顎になる原因と改善方法
オトガイ形成を受けた方の中には、「思ったより顎が不自然に尖ってしまった」と感じることもあるかもしれません。その状態は俗に「魔女顎」と呼ばれ、見た目や印象に影響を与えることがあります。ここでは、魔女顎の特徴や原因、改善方法について解説します。

〇そもそも魔女顎とは?特徴と見た目の変化
「魔女顎」とは、顎先だけが細く垂れ下がった状態のことを指します。主な特徴は、以下のとおりです。
- 顎先が下に長く見える
- 顎先の下に厚みのない細長いたるみができる
- 横から見ると顎先だけポッコリとしたに飛び出ている
- 魔女のように顎先が尖って見える
こうした状態は、老けて見えるなどの見た目の印象だけでなく心理的な違和感につながることもあります。
魔女顎になる原因はさまざまですが、生まれつきの骨格に加えて、輪郭整形やヒアルロン酸・脂肪の注入術による顎周りのラインの変化などが考えられます。これらの中でも、オトガイ形成手術後に「顎先が下のほうに細く伸びた」「笑った時に顎先が下に垂れ下がるようになった」というケースが増えており、当院でもしばしば他院修正のご相談を頂いております。
〇オトガイ形成後に魔女顎になる原因
オトガイ形成を受けたあとに魔女顎の状態になる原因は、大きくわけると5つあります。
●オトガイ骨の削りすぎ・過度な短縮
「顎先をできるだけシャープにしたい」「顎のラインをできるだけ華奢に魅せたい」といった患者様の希望にそのまま応えるべく、医師が顎先を過度に削ってしまうことで魔女顎になることもあります。顎先の骨が必要以上に減少してしまうと顎先の皮膚や皮下組織があまってしまうため、これによって術後に顎先が下垂するケースです。過度に短くなった顎は魔女顎になるだけではなく、顔全体のバランスも崩れてしまうため注意が必要です。
●オトガイ形成時における骨移動の調整不足
オトガイ形成術では、顎先を細くシャープにするといった操作の他に、オトガイ骨そもののの「位置」を前にずらしたり後ろにずらすといった骨の位置調整を行うことも多くあります。これらは俗にいうしゃくれ顎や受け口、口ゴボなどを修正する際に行う操作ですが、このうちオトガイ骨を後方に移動させすぎた際に魔女顎となってしまうことがあります。顎先を過度に後方に移動させてしまったことで、余った皮膚や脂肪が顎下に溜まり二重顎や魔女顎のような下垂になります。
●骨の移動が過剰または方向がずれた場合
オトガイ形成術の際に、骨の移動量が多すぎたり意図したのと違う方向に動かされたりすると、顎が不自然に尖る・垂れるなどの印象になることがあります。ズレによって横顔のラインが鋭く見え、いわゆる「魔女顎」のような印象につながります。
●筋肉の切離による顎下のたるみ
オトガイ形成の手術では、患者様の骨格や組織の状態によっては骨の処理だけでなく、オトガイ筋をはじめとする顎周囲の筋肉や顎下にある筋肉(顎二腹筋・オトガイ舌骨筋など)にも適切な処置を加えることがありますが、この時の扱いが仕上がりに影響することもあります。オトガイ周辺の筋肉を過度に切離すると軟部組織を支える力が弱まってしまい、これによって顎下にたるみが生じて魔女のような顎先になります。
●オトガイ形成後に生じる癒着や拘縮
輪郭整形を行うと、施術部位に癒着(皮下組織同士がくっつくこと)や拘縮(皮膚や皮下組織が一時的に固くなること)といった症状が生じることがあります。通常これらの症状は時間の経過とともに次第に改善していくのですが、稀に皮膚や筋肉、脂肪がうまく他組織と馴染まないままの状態になってしまうことがあります。このような引きつれなどが起こると、顎先付近の皮膚や皮下組織が想定していない方向に引っ張られてしまい、これによって顎先の皮膚に突出やデコボコが生じることがあります。
魔女顎の修正手術(魔女顎手術)について
オトガイ形成後に顎先や顎下にたるみ、尖りが生じて「魔女顎」になってしまった場合には、下垂した皮膚・軟部組織の引き上げる「魔女顎手術」が有効です。手術は顎下の皮膚切開、もしくは口の中(下唇の裏側)から切開する2つの方法から選べます。傷跡を一切残したくない、という際には口の中からアプローチする口腔内切開法が有効ですが、顎先の余剰な組織をしっかりと除去できるのは皮膚切開法となります。ここでは口腔内切開法による魔女顎手術の流れを簡単に説明します。

1.口腔内を切開
下唇内側の粘膜を切開します。皮膚側には一切傷は生じません。
2.余分な脂肪・軟部組織の除去
顎先・顎下の皮下脂肪や軟部組織などの状態を確認し、魔女顎の原因となっている個所を除去します。
3.筋肉や組織の引き上げと固定
下垂したオトガイ筋や軟部組織があれば、骨膜部分に引き上げて縫合・固定します。
4.切開部の縫合
切開部分を縫合して終了です。
5.圧迫固定
術後は施術を行った箇所の組織がしっかりと固定されるようにテープなどで数日固定していただきます。
オトガイ形成で失敗する4つの根本原因
オトガイ形成後のトラブルは魔女顎だけではありません。当院においても、左右差やデコボコ、変化がなかったなど様々な修正手術のご相談を頂いておりますが、このような失敗をできるだけ防ぐためにも、術後のミスマッチが起きる根本的な原因を4つほど見ていきましょう。

【原因①】 手術担当医とのイメージ共有不足
仕上がりにズレが生じる要因のひとつが、術前のイメージ共有不足です。医師側の予測が十分でない場合や、患者様の理想像とデザインのすり合わせが曖昧なまま手術に進むと、「思っていた形と違う」と感じることがあります。「自然に整えたい」「シャープな印象にしたい」などの感覚的な希望は解釈に差が出やすいため、術前シミュレーションで変化の方向性や仕上がりを具体的に共有することが大切です。また診察は、実際に手術を担当する医師と行うことをお勧めします。最近は診察をする医師と執刀医が異なるケースもあると話を聞きますが(技術指導医のような先輩ドクターが手術を担当するようです)、「実際に手術を担当する医師」と直接コミュニケーションを取ることで、術後の認識のズレをできるだけ防ぐことができます。
【原因②】 そもそもの術式の選択ミス
そもそもオトガイ形成が適応ではなかった、といった原因も考えられます。適切でない手術法を選択すると、想定していなかった変化が生じたり、イメージと違う不自然なラインになることがあります。顎の悩みは骨だけでなく皮下脂肪や筋肉、皮膚の状態なども関係します。施術の相談をする際には、「オトガイ形成のみでよいのか」「他の手術を検討すべきか」「骨切り以外の方法でも対応できるのか」といった総合的な視点で術式を検討することが大切です。
【原因③】 顎だけを見た単純設計
(全顔ライン設計の欠如)
美しいフェイスラインとは、全体で見た際にそれぞれのパーツの大きさや位置などにおいて全てのバランスが整っているような状態を言います。そのため顎先だけを整えても、フェイスライン全体で見た際のバランスが不自然だったり、首やデコルテのラインも含めたバストアップにおけるバランスがチグハグになっていれば、美しい顎先であるとは言えません。患者様のお悩みが顎先における小さな違和感であっても、手術を行う医師は、より広い視点から総合的なデザイン・設計を行うことが求められます。
【原因④】 担当医師の経験・技術力の不足
オトガイ形成は、数ある輪郭整形術の中で見れば比較的シンプルな部類に入る手術ではありますが、オトガイ付近にはオトガイ神経という知覚神経が右往左往に走っているため神経を損傷させずにオトガイ結合部近くまでアプローチをする必要があります。またそれ以外にも、骨の切り方や移動量の調整、さらに筋肉や皮膚とのバランスなども考慮して施術を進めなければなりません。最近は医学部を出て初期研修を終えたばかりの医師が、形成外科などで経験を積まずにそのまま美容クリニックに入職し、様々な治療を担当しているような話を聞くこともありますが、骨切り術や脂肪吸引といった手術を伴う施術については、やはりある程度の経験則や知識、技術力といったものが必要になります。経験が十分でない場合、左右差や段差、術後のたるみができてしまったり、場合によっては神経にダメージを与えてしまう可能性も100%否定はできません。オトガイ形成の手術を失敗させないことはもちろんですが、施術による副作用やトラブルをできるだけ避けてできるだけ安全な形で手術を行おうとするのであれば、手術件数が豊富で臨機応変に対応できる医師や、解剖学を理解している医師、万が一のトラブルが生じた際には「自分で」トラブル処理を行うことができる医師に執刀してもらうほうが安全です。
失敗・後悔した場合の対処法(ステップ別)
オトガイ形成のあと、「思っていた仕上がりと違う」「失敗したかも…?」と感じられた際には、以下のような形で対処するのがよいでしょう。あくまで一般例とはなりますが、少しでも参考になれば幸いです。

STEP1 まず手術を受けたクリニックに相談する
術後の違和感や腫れ、仕上がりへの不満を感じた場合は、まず手術を受けたクリニックへ相談するのがベターです。手術直後は腫れやむくみ、組織の回復途中の影響で、完成形とは異なる見た目になることがあります。とくに骨切りの手術では、完成までに3~6か月ほどかかることもあります。自己判断で「失敗」と決めつけず、以下の内容を医師に確認することが重要です。
- 現在が回復過程なのか
- 修正が必要な状態なのか
STEP2 改善しない場合は他院でセカンドオピニオンを
時間が経っても違和感が改善しない・修正や対応が不可能と言われた・経過観察の根拠が不明、などの場合は、他院でセカンドオピニオンを受けるのも一つの方法です。輪郭形成は医師によって診断や改善方法が異なるため、別の視点から状態を評価してもらうことで、修正が必要かどうか・経過観察でよいかの判断が明確になることもあります。複数の意見を参考にすることが、納得のいくステップを選ぶために大切です。
STEP3 修正手術の選択肢について確認する
修正が必要と判断された場合は、どのような方法で改善できるのかを具体的に確認します。修正手術は、状態に応じて以下のような方法で行われます。
- 再手術(再切開による形の微調整など)
- 骨格以外の組織(脂肪、軟部組織・筋肉など)への追加アプローチ
対処法は1つではなく複数存在することもあるため、選択肢がある際にはそれぞれのメリット・デメリットも確認するとよいでしょう。
STEP4 修正手術のタイミングと費用目安を確認する
修正手術の相談は、個人差はあるものの術後3~6か月を目安にするのが一般的です。腫れや組織の状態が落ち着き最終的な仕上がりが見えてくる時期のためです。また、修正手術はクリニックによっても異なりますし、施術の内容によって費用が異なります。金額の目安として当院の費用を以下に記載します。(価格は2025年3月現在の価格となります。予告なく変更となることもありますのでご了承下さい)
当院におけるオトガイ形成後の
代表的な修正手術費用
| 魔女顎手術(顎先の細いたるみ取り) | 口腔内切開 | 220,000円 |
|---|---|---|
| 皮膚切開 | 330,000円 | |
| オトガイ形成との併用時 | 110,000円 | |
| ペリカン手術(顎下のふくらみ・たるみ取り) | 皮膚切開 | 330,000円 |
| オトガイ形成(再手術) | 骨削り | 220,000円 |
| 骨切り | 330,000円 | |
| 下顎下縁形成術(フェイスラインの骨切り) | 通常 | 660,000円 |
| モニター価格 | 605,000円 | |
| Vライン形成(オトガイ形成+下顎下縁形成術) ※全身麻酔使用 |
通常 | 1,320,000円 |
| モニター価格 | 1,210,000円 |
どの治療法が適しているかには個人差があるため、診察で院長が症状などを確認した上でお一人ひとりに具体的な修正術をご提案しています。
>その他の小顔治療・料金一覧はこちら
みずほクリニックの修正術の方針
オトガイ形成の修正手術は、単に骨の形を整えるだけでなく顔全体のバランスや軟部組織の状態まで総合的に評価することが重要です。ここでは、みずほクリニックにおける修正手術の考え方と特徴についてお伝えします。
1.ワンドクター制による一貫した治療方針
担当医が途中で変わらないことで得られるメリットは、以下のとおりです。
- 術後のイメージのズレが起きにくい
- 経過中の細かい変化を継続的に把握できる
- 術前の計画と仕上がりの整合性を保ちやすい
輪郭形成やそれに伴う修正手術では、診断からデザイン設計、手術、術後フォローに至るまでの一貫性が、仕上がりの質を左右することも少なくありません。当院ではカウンセリング・シミュレーション・執刀・アフターケアまでを院長が一貫して担当する「ワンドクター制」を採用しており、執刀医と担当医の間での伝達不足・情報共有不足が原因でおきる不要なミスや認識相違による施術のブレを最大限防いでいます。
2.30年以上にわたる豊富な症例実績を元にデザイン・設計を構築
当院院長の小松は、美容外科で30年以上の実績を積んだ形成外科専門医(日本形成外科学科学会認定)です。オトガイ形成に限らずエラ・頬骨なども含めた輪郭形成術において豊富な症例実績があるため、患者様の様々なご希望やお悩みに対して多角的な視点で対応することが可能です。修正手術については、骨格だけではなく各組織を総合的に分析した上でバランスを踏まえた設計を重視しており、より満足度の高い仕上がりを目指しています。
3.「輪郭全体」を視野にいれた複合修正アプローチ
オトガイ形成術で「変化が少なかった」「イメージと違う」「段差や左右差ができた」という際には、手術の際の「骨切り範囲」が狭すぎたことが原因のケースもよくあります。小顔治療は単純に細くすればいいというものではありません。フェイスライン全体を見ることはもちろん、患者様がお持ちの雰囲気やイメージなども鑑みた上で、全体バランスが取れた形で施術を行うことで、より美しい仕上がりを目指すことが可能になります。そのため当院では、複数の輪郭形成術を組み合わせたり、魔女顎手術や脂肪除去などの骨切り以外の小顔治療も同時に行うことで、より患者様の満足度の高い小顔治療をご提供しています。
実際の修正症例写真・ビフォーアフター
ここでは、実際に当院で行ったオトガイ形成術の修正手術の症例写真をご紹介します。実際のイメージをご覧いただくことで、よりイメージがつきやすくなればと思います。
【おとがい形成の他院修正手術】
修正手術前の様子

「顎先をシュッとさせたい」という希望で他院にてオトガイ形成術を受けたところ、術後に「逆に顎周りが太くガッチリしてしまった」と相談に来られた20代の男性の症例です。CT画像を見ればお分かりいただけるかと思いますが、オトガイ形成術を単独で行ったため、矢印で示した箇所が出っ張ってしまっており、これによって術後のほうが、輪郭が四角くてどっしりした印象になってしまったと考えられます。当院ではこの修正術として、オトガイ形成の再手術とあわせてフェイスライン(エラから顎先の間)にアプローチをすることができる下顎下縁形成術、さらにエラ骨切りを組み合わせた形で修正手術を行いました。
他院修正術(オトガイ形成の修正)

修正手術前と術後の写真を比較してみましょう。修正手術を行ったことで、顎先がシュッとシャープになったことはもちろん、エラから顎先にかけてのフェイスライン全体もスッキリしているのがお分かりいただけるかと思います。顎先のわずかなお悩みであっても、全体感を見た上で治療を行うことが小顔治療におけるポイントになるでしょう。
>本症例のより詳しい解説はこちら
治療名:おとがい形成+下顎下縁形成術(Vライン形成/他院修正)費用:1,980,000円 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、感染、骨髄炎、左右差、知覚神経麻痺、顔面神経麻痺など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
難易度の高い修正手術は特に、医師選びは慎重に
骨切りをはじめとする輪郭形成は、美容医療の中でも特に高度な技術を要する分野です。その修正手術となるとさらに難易度が上がり、解剖学的な知識・理解と豊富な手術経験が不可欠になります。知名度や価格、広告の印象だけで判断するのではなく、できるだけご自身のイメージに近い仕上がりにしてくれるような、信頼できる医師・クリニックを探すことが大切です。
オトガイ形成で後悔しないためのポイント5選
最近はオトガイ修正術を受けた後に魔女顎になってしまったという相談を頂くことが当院では増えておりますが、このような結果にならないためにも、事前に確認しておきたいポイントを5つに整理しました。このような点を意識していただくことで、少しでも納得がいく結果が得られればと思います。
ポイント① 「形成外科」分野の知識・術歴があるかどうか
輪郭整形(骨切り)は数ある美容医療の中でも「形成外科」の一分野に位置づけられますが、すべての美容クリニックに形成外科を専門とする医師が在籍しているとは限りません。さらに骨切りや輪郭形成のような外科的処置は、解剖学的知識や手術における繊細な手技、また合併症や副作用が生じた際への対応力なども求められます。そのため、形成外科の専門的なトレーニングを受けているかどうかは、医師選びにおける目安の一つになるでしょう。
ポイント② 誰が「実際の手術」を担当するのか確認する
繰り返しになりますが、診察と実際の手術を行う医師が異なる場合、情報共有不足や認識のズレなどが原因で仕上がりのイメージにズレや違和感が生じることがあります。そのため事前に以下を確認されたほうがよいでしょう。
- カウンセリング・診察を担当した医師が実際の手術を担当するのか?
- 手術当日に執刀医が変わる可能性などがあるのか?
当院は院長1名のみの個人院のため、診察・デザイン・手術・アフターフォローまでを一貫して小松が担当しております。できるだけイメージに近い仕上がりになるよう、長年の経験などをもとに施術を行っています。
ポイント③ シミュレーションで仕上がりを確認する
「自然に」「シャープに」といった感覚的な希望は、言葉だけではイメージに差が生じやすいため、術前に仕上がりイメージをできるだけ可視化することも大切です。術前に撮影したご自身の3D画像で元に、仕上がりイメージを立体的にシミュレーションすることができる「ベクトラ」などを活用すると、認識のズレを防ぎやすくなります。
>当院のベクトラについて詳細はこちら
ポイント④ 顔の「全体感」を診てくれているか確認する
オトガイ形成では、顎先だけでなくフェイスライン全体のバランスを踏まえたデザインが重要です。顔の印象は骨格や輪郭のつながりによって決まるため、顎先のみを整えても理想の仕上がりにならない場合があります。そのため、顔全体のバランスを見ながら手術プランを提案してくれるかどうかは、クリニック選びの大切なポイントです。
ポイント⑤ 術後のアフターケア体制を確認する
クリニックによっては、手術後のフォロー体制が十分に整っていない場合があります。しかし、美容整形は「手術を受けて終わり」ではなく、術後の経過を適切に確認することが大切です。仕上がりに不安を感じた際に相談できる体制があるかどうかも重要なポイントです。術後診察の回数・期間、修正相談への対応体制なども施術前に確認しておくほうがよいかと思います。
よくある質問(FAQ)12問
オトガイ形成の修正に関して、不安や疑問を感じる方も多くいらっしゃいます。ここでは、カウンセリングでもよくいただく質問を中心に、修正手術の目安や考え方について簡潔に解説します。

Q1: オトガイ形成の失敗は修正できますか?
状態に応じて修正が可能なケースはあります。骨の再調整が必要な場合もあれば、軟部組織の処置のみで改善できることもあります。まずは現在の状態の正確な診断が大切です。
Q2: 修正手術の費用はどのくらいかかりますか?
修正内容や手術範囲によって費用は異なり、骨切りを伴う場合は高くなる傾向があります。当院では、カウンセリングの際に必要な施術内容とトータルの費用をお伝えしています。ひとりで抱え込まずに、まずはご相談ください。
>当院の施術費用一覧はこちら
Q3: 顎が尖りすぎてしまった「魔女顎」は治せますか?
顎が尖りすぎて見える「魔女顎」は、骨の形状や軟部組織の状態を詳しく確認したうえで、骨の再形成やフェイスラインの調整で改善を目指せる場合があります。現在の骨格や組織の状態を丁寧に評価したうえで、医師が適切な治療方針を検討します。
Q4: 修正手術はいつから受けられますか?
一般的には、腫れや組織の安定を待つため術後3~6か月以降が目安とされています。ただし症状によっては早めの対応が必要になることもあります。
Q5: 神経のしびれがなかなか改善しません。
術後の神経のしびれは、時間の経過とともに改善するケースがほとんどですが、回復の程度や期間には個人差があります。症状が長引く場合や気になる場合は、早めに医師に相談するようにしてください。
Q6: 骨を削りすぎた場合はどう修正しますか?
骨を削りすぎた場合は、骨移植に加えて、軟部組織の調整(引き上げ・脂肪注入など)を組み合わせて修正を行うことがあります。修正方法は症例ごとに異なるため、画像検査や診察をもとに治療方針を決定します。
Q7: 他院で手術を受けましたが、みずほクリニックで相談できますか?
他院修正の相談にも対応しています。現在の骨格や組織の状態を確認したうえで、改善の可能性を検討します。まずはご相談ください。
Q8: ダウンタイムはどのくらいかかりますか?
ダウンタイムの期間には個人差がありますが、骨切り手術では術後1か月ほどで腫れや内出血が落ち着くことが一般的です。完全に腫れが落ち着き、仕上がりが安定するまでには3か月~6か月程度かかることがあります。症状の経過には個人差があるため、術後は医師の指示に沿って経過を確認することが大切です。
Q9: 修正手術にリスクはありますか?
修正手術でも、初回手術と同様に腫れ・左右差・感覚の変化などが生じる可能性があります。当院では事前に現在の骨格や軟部組織の状態を丁寧に診断し、適切な方法を選択することで、リスクをできるだけ抑えながら改善を目指します。
Q10: 保険は適用されますか?
美容目的の場合は基本的に自由診療となります。機能的な問題がある場合は個別に判断されます。
Q11: カウンセリングは無料ですか?
みずほクリニックではメールによる無料相談を行っています。来院が難しい方には、有料にはなりますが院長によるオンラインカウンセリングにも対応しています。診療時間外や休診日の場合は、無料相談フォームから写真を添えてご相談いただくことも可能です。
>無料相談専用フォームはこちら
Q12: 手術前に確認すべきことは何ですか?
修正手術は初回の手術よりも複雑な手技になることが多いため、治療の難易度や仕上がりのイメージ、術式の内容、リスク、ダウンタイム、アフターケア体制などを総合的に医師に確認することが大切です。また術後に万が一何かあった際にすぐに医師に相談できるかどうかという点もしっかりと確認しておくとよいでしょう。当院では手術後24時間において、患者様からの緊急連絡を院長の小松自身がいつでも受けられる体制を整えております。
まとめ
オトガイ形成はフェイスラインの印象を変える施術ですが、仕上がりへの不安や後悔を感じてしまうケースもあります。原因を正しく理解し、適切な対策や修正方法を知ることで、納得のいく改善を目指すことは可能です。今回の解説が、少しでも皆さまのお役に立てるようであれば幸いです。
◎みずほクリニックへのご相談・予約方法
みずほクリニックでは、診療時間外・休診日にメールによる無料相談フォームをご利用いただけます。院長が直接ご相談内容を確認し、施術の適応や改善方法についてわかる範囲で案内しています。テキストでのご相談に加え、写真の添付も可能です。お写真をもとに、院長から適応施術や施術可否について返信いたします。




