１．原因に応じて様々な治療法を用意

ガミースマイルには大きく分けて筋肉、骨格、歯の3つのいずれかに原因があり、それぞれの原因にあった治療法を行うことがポイントです。当院では一般的な歯科分野の治療（セラミック治療・クラウンレングスなど）の他、美容医療分野にも重なるボトックス注射、さらに全身麻酔下で行う口腔外科治療（セットバック整形）を取り扱っており、幅広い治療法から適切な形で症状を改善することが可能です。

２．審美面の問題を解決できる

会話をしている際や笑った際に歯ぐきが出てしまうことを気にして、口を覆う癖がついたり大きな口で笑うことができないなどコンプレックスに感じていることも多いようです。ガミースマイル治療を行うことで必要以上に歯ぐきが露呈しなくなるため、ストレスなくコミュニケーションを取ることができるようになります。

３．歯肉炎や歯周病の予防

ガミースマイルは見た目の問題だけではなく、上唇がめくれることで歯肉や歯の表面が乾燥しやすいという問題があります。唾液が乾燥しやすくなると、口腔内における殺菌作用がうまく機能せずに、虫歯や歯周病、歯肉炎などの原因となることがあります。ガミースマイルを改善することで口腔内の乾燥を防ぎ、健康的な口腔環境を維持すルことが可能です。

〇ボトックス注射

• 基本的に副作用のない施術ですが、稀に赤み・出血等が生じることがあります。
• 術後1週間程度はアルコールや刺激の強い食べ物の摂取はお控えください。
• 術後1週間程度は激しい運動、サウナ、長時間の入用など血行促進作用のある活動はお控えください。

〇上顎前歯部歯槽骨切り術（上顎セットバック整形）・上下顎前歯部歯槽骨切り術（上下顎セットバック整形）

• 個人差はありますが、術後の腫れや内出血がひくまでに約1ヶ月程度かかります。
• 術後に痛み、痺れが生じることがあります。また術後しばらくの間、口腔内の感覚が鈍くなることがありますが、通常は1か月程度で次第に改善します。
• 歯の位置が変わることによって、一次的に舌が歯列に当たる・活舌が悪くなるといったことがありますが、これらも時間の経過とともに改善します。
• ごくまれに手術部の感染から骨膜炎、知覚異常、組織壊死などの合併症が生じることがあります。

〇クラウンレングス

• クラウンレングスは歯ぐきの位置を下げる治療のため、将来的にインプラントをお考えの際には事前に医師までご相談ください。
• 施術を行った部位に知覚過敏症状が生じることがあります。

〇セラミック治療

• セラミック治療は、メタルなどの金属による治療よりも削る範囲が若干大きくなります。
• セラミック装着後、ごく稀に欠けたり欠損することがあります。
• 元の歯の状態によっては、セラミック治療を行う前に根管治療（歯の神経の処置）などを一緒に行うことがあります。