脂肪吸引には顎下・首まわりの他、身体の様々な部位において施術が可能な痩身治療ですが、その中でも顎下・首まわりはダウンタイムが特に少ない部位のため、はじめて脂肪吸引を行う方にも大変お勧めの部位です。
部位によっては、局所麻酔を使用しても若干の痛みを伴うケースが生じることもあるのですが、顎下については局所麻酔による鎮痛効果が非常に得やすい部位のため、痛みが苦手な方でも受けやすい部位になっています。それでもどうしても痛みが不安という際には、局所麻酔の他に、笑気ガスや静脈麻酔などの麻酔を組み合わせて施術を受けていただくことももちろん可能です。

当院で行う顎下の脂肪吸引の場合、皮膚切開は耳たぶの付け根のみとなります。クリニックによっては首の横側や顎の裏側も切開をして脂肪を吸引するケースもあるようですが、当院では両耳の耳たぶの付け根の目立たない部分のみを5mm程度切開して脂肪吸引を行うため、術後の傷跡はほとんど目立ちません。左右2か所だけから吸引をすると顎下や首まわりの脂肪がしっかりと取れないのでは？と心配される方もおられるかもしれませんが、カニューレを挿入する吸引部位が少なくても、熟練した医師であれば皮下組織の状態を把握しているため的確に脂肪を吸引することが可能です。当院では、美容外科・形成外科歴30年を超える院長の小松が全ての脂肪吸引術を行っています。

顎下の脂肪吸引は身体の様々な部位の中でも痛みやダウンタイムを抑えて施術を行うことができる部位ですが、それでも不安がある方にお勧めなのが、ベイザー×アキーセル脂肪吸引です。ベイザーは超音波破砕テクニックによって脂肪細胞の結合をバラバラにする機器で、アキーセルは超振動によって脂肪細胞をさらに細かく粉々にほぐす機器です。
これらを組み合わせて施術を行うことで、脂肪吸引の際に生じる痛みや術後の腫れ・内出血といったダウンタイムをより軽減することが可能です。
また、ベイザー×アキーセル脂肪吸引には痛み・ダウンタイムを軽減するだけではなく、施術効果をより高めるなど様々なメリットがあります。

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顎下・首回りの脂肪吸引は小顔効果が得られる人気の顔痩せ治療ですが、さらに美しい横顔（Eライン）を目指す際には顎先へのヒアルロン酸注入やレディエッセ注射の併用がお勧めです。顎先にシャープさを出すことで、よりすっきりと美しいフェイスラインを形成することが可能です。その他、鼻形成術（鼻中隔延長法・鼻尖形成術など）によって鼻先に高さを出すことで鼻先・唇・顎先のラインを整える施術との併用も人気です。

症例写真などで他の方の施術前後の変化をご覧いただいても、やはりご自身の場合はどのくらい変化が出るのか気にされる方が大変多いです。そのため当院では、患者様ご自身の3D（立体）写真に使って、手術結果を事前にほぼ正確にシミュレーション予想することができる「ベクトラ」というソフトを導入しています。
ソフトによる合成画像とは言え、患者様のお写真をもとに作成された高解像度・高精細の画像であるため、いわゆる“作りもの感”は一切なく非常にリアルに出来ており、その再現性の高さから思わず「すごい！」という驚きの声を上げられる方も多いです。スマホなどの写真アプリとはその精度が比べ物になりませんので、より正確に術後の仕上がりを確認したい際には大変お勧めとなるオプションです。

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一度の施術で
半永久的に効果が持続

ダイエットで一時的に脂肪細胞を小さくなったとしても、脂肪細胞の数は変わらないため再び脂肪細胞が大きくなればリバウントしてしまいます。対して脂肪吸引は「脂肪細胞そのもの」を取り除くことができる治療のため、一度施術を行えば半永久的に効果が持続する点が最大の特徴です。
二重顎や顎のたるみを解消する美容医療として当院では脂肪溶解注射や痩身小顔マシン（クルスカ・スカルプシュアなど）を取り扱っていますが、これらはダウンタイムをより最小限に抑えることができるものの、いずれもある程度回数を重ねないと効果を実感しにくいというデメリットもあります。脂肪吸引は手術によって不要な脂肪細胞を取り除く治療のため、他施術よりもダウンタイムが多少長くはなりますが（といっても前述した通り、顎下については他の部位よりもダウンタイムをぐっと短く抑えることができます）、費用対効果に見合った二重顎・顎下のたるみ改善治療だと考えています。