輪郭整形・小顔整形 コラムColumn

2024/11/18
脂肪吸引の5年後はどうなる?効果や持続性、身体への影響について

脂肪吸引は、狙った部位の脂肪をピンポイントで除去することができるため、頬の膨らみやたるみ、顎下のたるみや二重顎など気になる部位の脂肪をしっかりと取り除くことができる小顔・顔痩せ治療です。そのため当院でも顔の脂肪吸引は大変人気のある施術の一つなのですが、患者様からいただく質問で比較的多いものとして、「脂肪吸引は5年後・10年後も効果が続くのか?」「脂肪吸引をして5年後・10年後に身体に何か影響は出ないのか」というものが挙げられます。

脂肪吸引は半永久的な効果を得ることができる施術のため、5年後も10年後も「基本的に」効果が持続する施術ではありますが、いくつかの注意点や気を付けるべき点があります。そこで今回のコラムでは、脂肪吸引の効果を5年後・10年後はもちろん、半永久的に持続させるためのポイントなどをまとめたいと思います。

脂肪吸引の5年後はどうなる?

顔の脂肪吸引の5年後はどうなっている?

結論から言うと、脂肪吸引を行った後は5年後もその効果が持続していることがほとんどで、脂肪吸引後に生じるダウンタイム(赤み・腫れ・内出血)がなくなれば、綺麗な小顔に仕上がった状態は5年後も同じ様にキープし続けることができます。ただし、美しい小顔を維持できるかどうかという点については多少の条件もありますので、その点についてもう少し詳しく述べていきます。

顔の脂肪吸引の5年後はどうなっている?

〇リバウンドが基本的に生じない小顔治療

半永久的な効果が見込める脂肪吸引は、5年後でも10年後でも、20年後でも基本的には効果は持続する小顔治療です。食事制限や運動などの一般的なダイエットにはリバウンドがつきものですが、脂肪吸引は一度行えばリバウンドすることはほぼありません。そのため、「一度の施術で小顔効果をできるだけ長く持続したい」「運動や食事制限によるダイエットで失敗した経験がある」という方には特にお勧めの美容整形です。このように5年後・10年後はもちろん、ほぼ一生に渡って効果が持続する点が顔の脂肪吸引の最大のメリットであるといえるでしょう。

〇ただし急激な体重増加時にはリバウンドすることも

リバウンドすることもなく、半永久的に小顔・顔痩せ効果が見込める脂肪吸引ですが、体重が大幅に増えてしまった際にはこれに限りません。大幅に体重が増加した際は、脂肪細胞の数は増えないものの、細胞のサイズが大きくなることで、顔痩せ・小顔効果がなくなることがあり得ます。

〇稀に吸引部とは別の場所に脂肪がつくことがある

大幅な体重増加がない限りは脂肪吸引した部位に再び脂肪がつくことはほとんどありませんが、5年の間に(急増とは言わずとも)相応に体重が増加した場合、施術を行った部位以外の箇所に脂肪がつく可能性はあります。頬の脂肪吸引をしたものの、暴飲暴食などを繰り返せば次第に輪郭や顎下など頬以外の顔周りには新たな脂肪が付着していきます。数ある小顔治療の中でも高い顔痩せ効果が期待できる脂肪吸引ですが、食生活や生活習慣が乱れてしまった場合には、このようなケースもあり得ることをお伝えします。

〇年齢によっては皮膚にたるみが生じることがある

脂肪吸引で皮下脂肪を除去することで、皮膚に余りが生じてたるみが生じる可能性があります。(風船の空気が抜けてシワシワになったようなイメージです) 脂肪吸引後に皮膚にたるみが生じる可能性があるのは、脂肪を大量に除去した場合の他、40代以上で皮膚の弾力が低下している方が挙げられます。術後にたるみが生じやすいのは、頬や顎下、ボディですと二の腕やお尻などが挙げられます。
※当院では40代以上の方(皮膚の弾力性が低下している方)に脂肪吸引を行う際には、糸リフトを併用して脂肪吸引と同時に皮膚の引き締め(リフトアップ)治療を行っています。この2つの施術を行うことで、術後に生じる可能性がある皮膚のたるみは極力回避することが可能です。

そもそも顔の脂肪吸引とは?

食事制限や運動によるダイエットと異なり、脂肪吸引は5年後・10年後も小顔・顔痩せ効果を持続することができる美容整形術ですが、これには理由があります。ここでは脂肪吸引の仕組みについてや、脂肪吸引のメリット・デメリットについてお伝えします。

そもそも顔の脂肪吸引とは?

〇脂肪吸引の仕組み

脂肪吸引とは、カニューレという吸引管を使用して、体内に蓄積している皮下脂肪を吸い出して除去する小顔治療です。顔が大きく見えたり、二重顎(顎下のたるみ)の原因となる脂肪そのものを物理的に体外へ除去することができる施術のため、リバウンドはほぼありません。ダイエットではなかなか落とせない頬や顎下の膨らみをダイレクトに除去することができるため、数ある脂肪吸引の部位の中でも人気が特に高い施術です。

脂肪吸引の仕組み

〇「脂肪細胞そのもの」を減らすためリバウンドが少ない

脂肪吸引の最大の特徴は、脂肪細胞そのものの数を減らすことができる点です。食事制限や運動では脂肪細胞のサイズを小さくすることはできても、脂肪細胞の数には変わりがないため、再び普段通りの生活をすると脂肪細胞が栄養を蓄えることで大きさが元に戻ってしまいます。脂肪吸引は脂肪細胞自体の数を減らすことができるため、よほどの体重増加によって脂肪細胞が巨大化しない限り、リバウンドがほぼありません。

「脂肪細胞そのもの」を減らすためリバウンドが少ない
脂肪吸引は「脂肪細胞そのもの」の数を減らす小顔術

〇傷跡がほとんど目立たない

脂肪吸引の手術では、一般的な手術のように皮膚切開を伴わないため傷跡はほとんど目立たない点も特徴です。術後はカニューレ(吸引管)を挿入する部分の皮膚に小さな穴ができますが、傷跡には3㎜ほどの線状の赤みが生じる程度で、またカニューレを挿入する部位は耳たぶの付け根 もしくは顎下となるため正面から見た際にはほとんど目立たちません。どうしても気になるという際には、メイクで十分に隠すことも可能です。

傷跡がほとんど目立たない

〇ベイザー(超音波)脂肪吸引などとの併用も可能

カニューレ(吸引管)を使用した脂肪吸引術(「シリンジ法」と言います)でも十分な小顔効果を得られることが多いですが、「一度の施術で最大限の小顔効果が欲しい」「施術の痛みやダウンタイムを最小限に抑えたい」「皮膚にデコボコなどがない滑らかな仕上がりにしたい」など、仕上がりや効果について何かしらのご希望がある際には、超音波(ベイザー)や超振動(アキーセル)という特殊な吸引機器を使用した脂肪吸引術をお勧めします。

超音波(ベイザー)には脂肪細胞の結合をバラバラにする働きがあり、超振動(アキーセル)には脂肪細胞を細かく粉々にする作用があるため、これらの機器を組み合わせると脂肪を効率的に吸引できるだけでなく、ダウンタイムや痛みを軽減したり、施術時間を短縮したり、よりなめらかな仕上がりになるなど様々な効果が期待できます。
ベイザー脂肪吸引の詳細はこちら
ベイザー×アキーセル脂肪吸引の詳細はこちら

ベイザー(超音波)脂肪吸引などとの併用も可能

顔の脂肪吸引のメリット・デメリット

リバウンドすることもなく、理想の小顔ラインを5年後も10年後も半永久的に手に入れることができる顔の脂肪吸引ですが、もちろんデメリットもあります。施術後に「失敗した」と感じたり後悔することなどがないように、事前にメリット・デメリットを理解された上で施術を行うことをお勧めします。

顔の脂肪吸引のメリット・デメリット

〇顔の脂肪吸引のメリット

①ピンポイントで部分痩せが可能

脂肪吸引は狙った部位の脂肪をピンポイントで取り除くことができるため、頬の膨らみや二重顎など気になる部分だけを部分痩せすることができる点がメリットです。食事制限や運動によるダイエットでは、ピンポイントで一部位だけ脂肪を減らすことが難しいため、小顔になりたい、フェイスラインをすっきりさせたい、二重顎をなくしたいといった際に、脂肪吸引は大変有効です。

②リバウンドが少なく半永久的に効果が続く

脂肪吸引は脂肪細胞そのものを除去する小顔治療のため、リバウンドの心配がほとんどありません。また、多くの方が気にされる5年後や10年後の状態についても、基本的には綺麗な小顔の状態がキープされ、半永久的に効果が見込める点がメリットです。
食事制限などのダイエットは、「脂肪細胞のサイズ」が変わることで体重が減って痩せたように見えますが、暴飲暴食や不摂生を続けていると脂肪細胞のサイズが元に戻り、以前と同じ状態にリバウンドしてしまいます。対して脂肪吸引は、フェイスラインを大きくする原因となる「脂肪細胞自体の数」を減らすことができるため、リバウンドの心配がほぼありません。…ただし、吸引した部位以外の脂肪が大きくなる可能性はあるため、脂肪吸引を受けたからといって暴飲暴食をしてもよいというわけではありませんのでご注意ください。

③食事制限や運動などをする必要がない

ダイエットはリバウンドの可能性があるため、成功しても継続して食事制限や運動をする必要があります。しかし、脂肪吸引は顔が大きくなる原因である脂肪細胞自体を取り除く小顔治療のため、術後に食事制限や運動などのダイエットを継続する必要はありません。
もちろん、脂肪吸引を受けてからも暴飲暴食を避けたり生活習慣を整えたりと、太りにくい生活を心がけることは大切ですが、「これを食べたらまた太るかも・・・」といったストレスやプレッシャーから解放されるでしょう。このような精神的な不安やストレスがなくなる点も脂肪吸引のメリットかもしれません。

〇顔の脂肪吸引のデメリット

デメリット① ダウンタイムがある

脂肪吸引にはダウンタイムがある点は、食事制限や運動によるダイエットにはないデメリットになるでしょう。脂肪吸引によって起こりうるダウンタイムには、赤み・痛み・腫れ・内出血などがありますが、赤み・痛み・腫れは3~5日程度、内出血が生じた際には2週間前後で次第に改善します。なお当院の脂肪吸引については、30年以上の術歴を持つ院長が施術を行っているため、通常よりも短いダウンタイムになるケースが多いです。(赤み・腫れなどは2,3日程度で改善する患者様が多くいらっしゃいます)

デメリット② 小顔効果を実感できないこともある

一度施術を行えば、5年後はもちろん半永久的に小顔・顔痩せ効果を持続することができる脂肪吸引ですが、施術を行っても小顔効果を実感できないケースがあります。これにはいくつかの原因や理由が考えられますが、施術を担当する医師の技術的な問題(効果が出る量の脂肪をしっかりと除去しなかった)や、患者様の骨格の問題(顔が大きく見える原因が脂肪ではなく骨や筋肉に由来するものであった)が関係していることが多いです。ただしいずれも担当する医師が的確に症状を判断して施術を行えば、基本的に起きることがないものとなります。

デメリット③ 費用が相応にかかる

脂肪吸引は保険が適用されない施術となるため、施術を受ける際には相応に費用が掛かる点もデメリットになるかと思います。例えば頬の脂肪吸引の場合、一般的な値段の相場としては、20万円~30万円程度のことが多いです。(一度施術を行えば反永久的に効果が持続することを考えると、1回20~30万円の費用というのは投資コストとしてそれほど悪くないのではないかと個人的には考えております)

なお当院の脂肪吸引は、顔・ボディともに【1部位 一律 77,000円】にて施術を行っております。頬は「メーラーファット」と「ジョールファット」を別部位としてカウントしていることから【2部位=154,000円】に、顎下は1部位となるため【77,000円】が施術費用となります。広告費は最低限のみとし、個人経営・ワンドクター制で行っているクリニックだからこそ、大手にはできないリーズナブルな費用感で施術を提供することを可能にしています。

顔の脂肪吸引におけるダウンタイム・リスク

「こんな風になるとは思わなかった」という失敗や後悔を避けるためにも、頬や顎下など、顔の脂肪吸引で想定されるダウンタイムやリスクについても、施術を受けられる前にしっかりと把握されることをお勧めします。

顔の脂肪吸引におけるダウンタイム・リスク

〇顔の脂肪吸引後に生じうるダウンタイム

  • 腫れ
  • むくみ
  • 痛み
  • 内出血
  • 拘縮(こうしゅく) など

脂肪吸引は施術直後〜3日目に腫れや痛みのピークが訪れます。腫れは5~7日ほどで落ち着き、痛みは数日程度生じることがありますが、クリニックにて処方する鎮痛剤を服用することで日常生活に支障が出ることはほぼありません。むくみは腫れが引くタイミングで起こることが多く、内出血は2週間程度で次第に改善します。

また脂肪吸引における特徴的なダウンタイムの症状として「拘縮(こうしゅく)」が挙げられます。拘縮とは、脂肪吸引を行った部分の皮膚が術後一時的にデコボコしたり硬くなったり突っ張った感覚になる症状を言います。脂肪吸引によって皮下に空洞ができることで、傷(空洞の部分)を治そうと細胞が自然治癒力によってくっつこうとする働きによって生じる現象です。このような症状が生じた際には、通常は術後3~4週間後から始まって術後3~6か月程度間に次第に落ち着いていくことが多いです。

顔の脂肪吸引の症例写真

実際に当院で顔の脂肪吸引を行った方の症例写真を紹介いたします。脂肪吸引の施術を行った当時からすでに5年以上経過している患者様もおられますが、現段階では(2024年)どの方も術後の状態を維持できております。

頬の脂肪吸引 (ベイザー使用/ジョールファット除去)

頬の脂肪吸引(ベイザー使用)(No.202)(ジョールファット除去による小顔・顔痩せ治療)の症例写真・ビフォーアフター

<症例に関する情報>

治療名:頬の脂肪吸引(ジョールファット除去/ベイザー使用) 費用:154,000円 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、感染、左右非対称、顔面神経麻痺、知覚神経麻痺など

頬の脂肪吸引 (ジョールファット除去)

頬の脂肪吸引(No.214)(ジョールファット吸引による小顔治療)の症例写真・ビフォーアフター

<症例に関する情報>

治療名:頬(ジョールファット)の脂肪吸引 費用:77,000円 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、感染、左右非対称、顔面神経麻痺、知覚神経麻痺など

頬の脂肪吸引 (ベイザー使用/ジョールファット除去)
+バッカルファット除去

頬のベイザー脂肪吸引/バッカルファット除去併用(No.221)(ベイザーによるジョールファット除去)の症例写真・ビフォーアフター

<症例に関する情報>

治療名:頬の脂肪吸引(ジョールファット除去/ベイザー使用)、バッカルファット除去 費用:頬の脂肪吸引(ジョールファット除去/ベイザー使用)154,000円、バッカルファット除去220,000円 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、感染、顔面神経麻痺、知覚麻痺、血腫など

頬(ジョールファット除去)と顎下(首回り)の脂肪吸引

頬・首の脂肪吸引(No.207)(ジョールファット除去と首回りの脂肪吸引による小顔・顔痩せ治療)の症例写真・ビフォーアフター

<症例に関する情報>

治療名:頬の脂肪吸引(ジョールファット除去)・顎下の脂肪吸引 費用:154,000円 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、感染、左右非対称、顔面神経麻痺、知覚神経麻痺など

顔の脂肪吸引の効果を5年後も持続させるコツ

上で述べた通り、基本的に脂肪吸引を行うと小顔・顔痩せ効果は半永久的に続きますが、術後の食生活や生活習慣などによってはリバウンドしてしまう可能性もないとは言えません。ここでは、顔の脂肪吸引を行った後に、その効果を5年後・10年後にまでしっかりと持続させるためのコツを改めてまとめます。

顔の脂肪吸引の効果を5年後も持続させるコツ

〇過度な暴飲暴食をしない

脂肪吸引は基本的にリバウンドしませんが、暴飲暴食を繰り返すと施術部位以外のところに脂肪がつき太ってしまいます。そのため、脂肪吸引で太りにくくなったからといって食べ過ぎるのではなく、食生活には気をつけるようにしてください。

〇体重が大幅に増えないよう気を付ける

暴飲暴食をしないことと似ていますが、食事以外の方法でも、体重が大幅に増えないようにある程度はコントロールをする必要があります。なぜなら、脂肪吸引では脂肪を完全にゼロにすることはできないため、体重が大幅に増えてしまうと元に戻ってきたような感覚が生じることがあります。見た目に大きな変化が出ないよう、体重が増えすぎないように注意することも大切です。

〇技術力のある医師に施術をお願いする

脂肪吸引を行った後、5年後・10年後はもちろんのこと、半永久的に小顔効果を持続させるために最も重要なポイントは「医師選び」にあると考えています。適切な部位から適切な量の脂肪を、迅速かつ痛みなどを最小限に抑えた形で吸引することができるだけの判断力・経験・知識などがある医師を担当医として選ぶことことが、失敗や後悔を避けるために最も大事な要素となります。

顔の脂肪吸引を行う際のクリニックの選び方

脂肪吸引は信頼できる医師のいるクリニックで受けることが大切です。顔の脂肪吸引を検討した際にできるだけ後悔や失敗しないためにも、重要なクリニック選びのポイントまとめます。

顔の脂肪吸引を行う際のクリニックの選び方

〇医師によるカウンセリング・診察が行われているか

美容整形を行うクリニックでは施術を行う前にまずはカウンセリングや診察を行いますが、この際に医師が担当するのかカウンセラーが担当するかという点は意外に大事なポイントになります。手術を担当する医師に直接希望やイメージを伝えることで、「言った言わない」や「イメージと違う」といった術後の失敗や後悔を避けることができます。

〇術歴や症例数が豊富な医師かどうか

顔の脂肪吸引は多くのクリニックで取り扱いがありますが、実際にその施術を日常的にどの程度行っているかはHPの情報だけではわかりません。症例数が多く、脂肪吸引の施術を多数行っている医師に依頼することで、よりイメージに近い仕上がりに近づけることができますので、カウンセリングなどでは症例数などを確認するとよいでしょう。

〇値段や知名度だけで選ばない

クリニックによって、美容整形の金額は異なります。高いよりは安いほうがよいという心理は勿論納得できますが、「0円キャンペーン」や「クーポン利用で〇千円」など、あまりに安すぎる価格を提示しているクリニックについては、医師の技術力や品質などに正直疑問を感じています。価格や知名度はもちろん重要な要素ではありますが、顔の脂肪吸引は基本的に一度受けたら半永久的に効果が続く施術ですので、効果や仕上がりなどをきちんと確認した上でご自身にあうクリニックを選ぶようにしてください。

みずほクリニックの脂肪吸引について

最後に、当院で行っている顔の脂肪吸引(頬・顎下)について少しだけ紹介させていただきます。

みずほクリニックの脂肪吸引について

〇一部位 一律 77,000円で脂肪吸引を行っています

頬(ジョールファット・バッカルファット)、頬骨上(頬肉)、顎下の脂肪吸引いずれも、1部位77,000円にて脂肪吸引を行っています。(頬やジョールファット・バッカルファットそれぞれで1部位とカウント) シンプルな料金体系にすることで、分かりやすい明朗会計を心がけています。

〇頬肉(頬骨上)の脂肪吸引も行っています

一般的なクリニックで行われている「頬」「顎下」とあわせて、当院では「頬骨上(頬肉)」の脂肪吸引も行っています。頬骨上に乗っかったような脂肪は、笑った際にぷっくりと盛り上がったりアンパンマンのような頬に見えたりするため気にしている方が多い部位です。脂肪量はそれほど多くないので、施術は短時間で終わる他、ダウンタイムもかなり短く抑えることができます。

〇一般的に行われる脂肪吸引よりも、ダインタイムがさらに短い

脂肪吸引は、手術を伴う美容整形(二重整形や鼻整形、輪郭整形など)よりもダウンタイムが短くなる点がメリットのひとつですが、当院で行う場合は一般的に言われているものよりもさらに短いダウンタイムで改善する傾向が多いです。その理由としては、術歴30年を超える院長が全ての施術を担当しているため、手技におけるスピードや技術的な判断がすこぶる早い点などが挙げられます。麻酔も必要最低限のみ使用するため、術後の腫れ・浮腫みなどはごくわずかで済むことがほとんどです。

みずほクリニックの脂肪吸引の詳細

〇頬の脂肪吸引(ジョールファット除去)

頬の脂肪吸引(ジョールファット除去)

ジョールファットとは口元横から口角下にある脂肪のことです。ジョールファットが膨らんでいると口元にたるみやマリオネットラインができたり、下膨れ顔やブルドッグ顔と言われるような輪郭になることが多いです。ジョールファットの脂肪吸引は耳たぶの付け根を5mmほど切開し、カニューレを挿入して脂肪を取り除くため、傷跡はほとんど目立ちません。また30分程度と短時間で終わるのもジョールファット除去の特徴です。
頬の脂肪吸引詳細はこちら(ジョールファット除去)

〇頬の脂肪吸引(メーラーファット除去)

頬の脂肪吸引(メーラーファット除去)

メーラーファットとは目の下から頬骨の上あたり(ほうれい線の外側)にある厚みのある脂肪のことで、この部分に膨らみがあると丸顔に見えたり頬の膨らみが目立つフェイスラインになることが多いです。さらに年齢とともにメーラーファットが下垂していくと、ほうれい線やゴルゴラインの原因にもなります。
メーラーファット除去は年齢に関係なく人気の高い施術で、40代以降の方については、ほうれい線やゴルゴラインの改善につながることも多いです。(ただし40代以降の方については、皮膚にたるみが生じている方については糸リフトによるリフトアップの併用を推奨しています)メーラーファットは顎下・口腔内・鼻孔内のいずれかを5mm程度切開してカニューレを挿入するため、傷跡が目立つことはほぼありません。
頬の脂肪吸引(メーラーファット除去)の詳細はこちら

〇頬骨上(頬肉)の脂肪吸引

頬骨上(頬肉)の脂肪吸引

頬骨上(頬肉)とは「笑った時にできる頬の高い位置の膨らみ」のことを言い、アンパンマンの頬などと言われることもあるようです。頬骨の上にまるで乗っかったように存在するこの部分の脂肪(頬肉)は、一般的に行われる頬の脂肪吸引術(メーラーファット・ジョールファット)では除去することができません。そのため頬骨上(頬肉)の脂肪が気になるという際には、別途この部分をターゲットとした脂肪吸引を行う必要があります。
脂肪量はごくわずかではありますが、この部位をスッキリさせると正面顔・横顔ともにすっきりとした雰囲気に変わる他、会話をしたり人前で笑うことに抵抗がなくなったとのことで、性格が前向きになったという患者様の声をいただくこともあります。
頬骨上(頬肉)の脂肪吸引詳細はこちら

〇顎下の脂肪吸引

顎下の脂肪吸引

顎下のたるみや二重顎を改善する際には顎下の脂肪吸引が適応となります。時々、他院で顎下の脂肪吸引を行ったものの効果がなかったというご相談をいただくことがありますが、これは首回りなどの顎下周辺部分の脂肪を吸引していなかった際に起こりうる失敗例です。当院ではしっかりと顔痩せ効果を得ていただくためにも、顎下はもちろん首回りもしっかりと吸引して変化を出しています。
顎下の脂肪吸引詳細はこちら

〇ベイザー脂肪吸引(超音波)  ※オプション

ベイザー脂肪吸引(超音波) ※オプション

ベイザーは米国ですでに約700台以上、また日本でも100台以上導入されており、数ある脂肪吸引マシンの中でも最もメジャーな脂肪吸引専用の機器です。脂肪吸引前に超音波(ベイザー波)のエネルギーで脂肪の粒を十分にバラバラに分解し、ときほぐして吸引しやすい状態になったところで脂肪吸引を行うため、術中の痛みが少ない、ダウンタイムが短い、美しいラインに仕上げることができるなどのメリットがあります。
ベイザー脂肪吸引の詳細はこちら

〇アキーセル脂肪吸引(超振動)  ※オプション

アキーセル脂肪吸引(超振動) ※オプション

アキーセルは、カニューレ全体が前後方向に自動で高周波振動(超振動)することで、脂肪を粉砕した上で吸引することができる脂肪吸引専用の機器です。ベイザーと組み合わせて使用すると2つの機器による相乗効果が発揮されるため、より大量の脂肪を除去できる他、痛みやダウンタイムを最小限に抑えて施術を行うことが出来ます。
また、アキーセルで吸引した脂肪には不純物(血液や周辺組織)がほぼ含まれていないため、顔や胸などへの脂肪注入術との相性が良い点も特徴です。額に注入して丸みを出したり、こめかみや目の下のくぼみなどへの脂肪注入も同時に検討されている際には、アキーセルの利用がお勧めです。

〇ベイザー×アキーセル脂肪吸引(超音波×超振動)  ※オプション

ベイザー(超音波)とアキーセル(超振動)のメリットを最大限に活かした究極の脂肪吸引術です。ベイザーで脂肪をバラバラにし、アキーセルでさらに細かく脂肪を粉砕することで、より高い効果を期待できます。メリットを挙げるとキリがないのですが、以下が主なものとなります。

アキーセル脂肪吸引(超振動) ※オプション
  • より多くの脂肪をしっかりと取り除くことができる
  • 施術中の痛みがさらに少なくなる
  • 腫れや赤みなどのダウンタイムを軽減できる
  • 手術時間がより短くなる
  • 術後にたるみが生じにくい
  • 痩せ型の方でもしっかりと脂肪を取り除ける
  • なめらかで美しい仕上がりに近づける

当院では一律77,000円にて脂肪吸引を行っておりますが、ベイザー、アキーセルを使用する場合は、1部位 一律 154,000円にて施術を行っています。(器機使用料+手技料を含んだ価格です)
この2つの機器を使用した脂肪吸引は大変よい結果となることが多く、また実際に施術を受けた患者様の満足度も高いことから、当院ではできるだけ多くの方にベイザー×アキーセル脂肪吸引を受けていただきたいと考え一般的な相場よりもかなりリーズナブルな価格に設定しています。今まで痛みやダウンタイムが心配で脂肪吸引に踏み切れなかったという方も一度ご相談いただければと思います。
ベイザー×アキーセル脂肪吸引(超音波×超振動)の詳細はこちら

今回は、顔の脂肪吸引の持続期間や効果について簡単ですがまとめてみました。
上でも述べた通り、基本的に顔の脂肪吸引の効果は5年後も10年後も続くことがほとんどで、また長期的な効果が期待できるだけではなくリバウンドしにくいなどのメリットもあるため、小顔効果をできるだけ長く美しい状態で維持したいという際にお勧めの小顔整形術のひとつです。
当院では頬(ジョールファット・メーラーファット)や顎下などのスタンダードな顔の脂肪吸引の他に頬肉(頬骨上)の脂肪吸引も行っている他、ベイザーやアキーセルといった世界的に実績が多い脂肪吸引機器を使用した施術も取り扱っています。ご相談に乗れることがあれば、お気軽にご連絡下さい。

監修医師
みずほクリニック

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。 免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士