症例写真・ビフォーアフター

Case introduction

おとがい形成/オトガイ結節切除(No.578)(右側の突出切除による左右差改善)

おとがい形成/オトガイ結節切除(No.578)(右側の突出切除による左右差改善)の症例写真・ビフォーアフター
おとがい形成/オトガイ結節切除(No.578)(右側の突出切除による左右差改善)の症例写真・ビフォーアフター

症例について

右側(向かって左側)の顎先付近が突出しており、フェイスラインが左右非対称になっている点を気にしてご相談に来られた40代の男性です。このような症状はオトガイ形成(骨切り)で調整を行うことで、左右差を改善することができます。

施術法

オトガイ結節という顎先の出っ張り部分を切除し左右差を改善しています。以前は突出部分を削る形で手術を行うこともありましたが、削りのみの処置では術後の変化が僅かとなることもあったため、現在は基本的に突出部分を切り落とす形で手術を行っています。

ポイント

オトガイ結節を切除するというシンプルな手技ではありますが、この施術のポイントとして、突出した部分の皮膚や皮下組織を上方向に引き上げる処置を同時に行う必要がある点が挙げられます。骨へのアプローチだけだと術後に皮膚や皮下組織が余ったままとなり、骨のボリュームが良い具合に減ったとしても、余剰な皮膚によって外側から見た際にあまり変化が見られないことがあるためです。シンプルな施術ではありますが、このように原因となる部分へのアプローチだけではなく、術後の仕上がりを的確にイメージした上で必要な操作を加えていくことが患者様のご希望を叶えるために重要なポイントになります。 手技的な部分でのスキル・経験は医師にとって勿論大切な要素ではありますが、このような術後予測を多方面から見通せるかという点も、とても重要なものとなるでしょう。

<症例に関する情報>

治療名:おとがい形成(オトガイ結節切除) 費用:330,000円  リスク、副作用:腫れ、内出血、感染、左右非対称、知覚神経麻痺など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

監修医師
みずほクリニック

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。 免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士