輪郭手術・小顔整形 コラム

Column
2026/02/24
失敗しないジョールファット除去とは?へこみ・くぼみを防ぐために

年齢を重ねた方だけではなく、最近は20代、30代の方からもご相談が多いのが口元のもたつきやフェイスラインのたるみです。口元や頬のたるみが進むと、ほうれい線が深くなったり、下ぶくれ顔、ブルドッグ顔になって老けて疲れた印象につながることがあります。

ジョールファット除去は、口角周辺の皮膚浅層に位置する脂肪(ジョールファット)を除去することで、口元のたるみや口横のぽにょ、ブルドッグ顔、下ぶくれ顔の解消の他、ほうれい線やマリオネットラインの改善に有効な施術です。浅い層にある脂肪だからこそ、取り除く脂肪量や除去する層(レイヤー)の見極めが仕上がりに影響することがあります。

一方で、適応の見極めや医師の技術によっては思い通りの仕上がりにならないことも。今回はジョールファット除去でよくご相談いただく失敗パターンや医師選びのポイント、さらに失敗してしまった原因別の修正方法などをお伝えします。施術を検討中の方は、ご覧ください。

失敗しないジョールファット除去とは?へこみ・くぼみを防ぐために

ジョールファット除去の失敗が増えている理由

ここ数年で、ジョールファット除去は口元のもたつきやブルドッグ顔を改善できる施術として広く認知されるようになりました。その一方で、仕上がりに満足できなかった、思っていた変化と違ったといった「失敗」に感じられた方からの相談が増えているのが現状です。

ここからは、なぜ今ジョールファット除去の失敗相談が増えているのか、理由と実際の相談内容について解説します。

ジョールファット除去の失敗が増えている理由

〇なぜ今、ジョールファット除去の失敗相談が増えているのか

近年、SNSやYouTubeなどで症例写真が広く共有されるようになり、ジョールファット除去は「口元のたるみ・もたつきを解消できる小顔治療」として広まりました。半面、施術件数が増えたことで仕上がりに不満を感じるケースや修正を希望する相談も増加しています。

注意すべき点としては、ジョールファットは皮膚浅層にある脂肪のため、取りすぎると頬がコケたり皮膚にへこみが生じるリスクがあるということです。また、口元のたるみの原因が実はジョールファットではなく皮膚のたるみや骨格にある場合も少なくありません。こうした見極めの難しさなどが失敗相談増加の一因とされています。

〇「簡単な施術」という誤解が招く悲劇

ジョールファット除去は10~15分程度と短時間で行える施術ではありますが、「簡単で手軽」「リスクが少なそう」といったイメージだけが先行して、十分なカウンセリングや長期的な変化の説明が不十分なまま施術が行われている可能性もあります。

特に問題になりやすいのは、脂肪の取りすぎによる以下のような症状です。

・口横や頬がコケた
・左右差ができた
・将来的なたるみの助長

一度除去した脂肪は基本的に元に戻せないため、過剰な切除は修正が難しくなります。「少し取るだけだから大丈夫」という軽い判断が、後戻りできない結果につながることもあるため、施術の適応やデザインは慎重に検討する必要があります。

〇当院に寄せられる失敗相談の実態

当院では、頬の脂肪除去・脂肪吸引後に「口元にくぼみができた」「頬がコケた」「へこみができた・引きつれが起きた」といった他院修正のご相談をいただくこともあります。

ジョールファットは皮下浅層に位置する脂肪です。そのため適切な量を残しながら除去しないと、皮膚側の滑らかさが失われて肌がデコボコになったり、取りすぎてコケ・くぼみができるといった症状に繋がることもあります。「取りすぎればコケ・デコボコになり、取らなすぎれば効果が得られない」という、このバランスの難しさがジョールファットのような小部位における脂肪除去治療の特徴ともいえるかもしれません。そして、このような「どの範囲から」「どの程度除去するか」は医師の経験と判断に委ねられる部分があります。リスクを回避するには、実際に担当する医師の症例写真を事前に確認し、デザインや手術計画を確認することが大切です。

ジョールファット除去の5つの典型的失敗パターン

ジョールファット除去は、適切な診断とデザインのもとで行えば小顔効果や若返り効果が期待できるため幅広い層から支持されている人気の施術です。しかし、適応の見極めや脂肪の切除量を誤ると、仕上がりに差が生じることがあります。ここでは、実際に相談が多い「典型的な失敗パターン」を5つに分けて解説します。どのようなトラブルが起こりやすいのかをあらかじめ知っておくことで、後悔を防ぐ判断材料になるでしょう。

ジョールファット除去の5つの典型的失敗パターン

【失敗パターン①】
脂肪の取りすぎによる頬のコケ・老け顔

ジョールファット除去でみられる失敗が、脂肪の取り過ぎによる「頬のコケ」や「老け顔」です。本来は口横のもたつきやフェイスラインの改善を目的とする施術ですが、適応を見誤ったり必要以上に除去してしまったりすると、頬下が不自然にくぼみ、たるみやシワ、コケが目立ってしまうことがあります。
脂肪は単に多く取ればよいわけではなく、骨格や皮膚の厚み、左右差を考慮しながらバランスよく調整することが重要です。反対に除去量が少なすぎる、あるいは部位を誤ると、術前とほとんど変化がなく、ブルドッグラインやマリオネットラインが改善しないケースもあります。さらにジョールファット除去は、長期的な効果が期待できる一方で「元に戻すことが難しい」施術でもあるため、慎重な診断と十分なカウンセリングが欠かせません。

【失敗パターン②】
たるみの悪化とマリオネットラインの深刻化

ジョールファット除去は本来であればたるみ治療としても有効ですが、40代以上などの方ですでに皮膚にたるみが進行している場合には注意が必要です。脂肪を減らすことで内部の支えが弱まり、余った皮膚が下垂して術前よりもたるみが目立つことがあるからです。特にもともとブルドッグラインやマリオネットラインがはっきりしている方は、ボリューム減少によって影が強調され、ほうれい線下の溝がより深く見えるケースもあります。
たるみの原因を正しく見極めずに脂肪のみを除去すると期待とは逆の結果につながる場合もあるため、事前に顔全体の状態を医師に評価してもらうことが大切です。

【失敗パターン③】
左右非対称な仕上がり

ジョールファット除去は「左右」の口元から脂肪を除去する施術ですが、脂肪の除去量やデザインに左右で違いが生じると、頬の非対称(左右差)が強調されることがあります。もともと人の顔は完全な左右対称ではなく骨格や脂肪のつき方にも個人差があるため、実際には左右から確に同じ量を除去するわけではないのですが、術前のバランスを十分に見極めずに施術すると、もともとあった左右差がより目立つ仕上がりになる可能性があります。
極端な非対称が生じるケースは多くありませんが、脂肪を取り過ぎた側だけがコケて見えるといった違和感につながることはあります。手術によってある程度整えることは可能でも、完全な対称性を保証するものではありません。術前の診察で医師が左右差を十分に確認した上で的確にデザインすることが重要です。

【失敗パターン④】
皮膚の引きつれ・凹凸

ジョールファット除去で起こり得る失敗に、皮膚の引きつれや凹凸(デコボコ)があります。皮膚表面に近い浅い層の脂肪を過度に減らすと、皮膚表面に凸凹ができてしまったり、口元を動かしたときに違和感や突っ張り感が生じることがあります。このようなトラブルは術後の経過における一時的な拘縮の可能性もあり、その場合は時間とともに軽快していきますが、6か月以上経っても改善しない場合は早めにクリニックへ相談したほうがよいでしょう。
また、もともとジョールファット除去が適応でない方に施術をしたり、脂肪の除去量が多すぎたりした際にも、頬のコケと同時に引きつれが目立つこともあります。取り過ぎた場合は脂肪注入で修正する方法もありますが、その際は別部位から脂肪を採取する必要があり、身体への負担が増す可能性があります。

【失敗パターン⑤】
効果が全く感じられない(変化なし)

ジョールファット除去を受けたにもかかわらず、見た目の変化をほとんど感じられないケースもあります。これは脂肪の除去量が控えめだったとい原因だけでなく、そもそも頬や口元のたるみ・もたつきの原因がジョールファットではなかった可能性もあります。下顔面の変化には、脂肪のボリュームだけでなく、皮膚の弾力低下や支持組織のゆるみ、骨格バランスなど複数の要素が関与しています。そのため原因が皮膚のたるみや筋膜の下垂などにある場合、脂肪のみを調整しても見た目の印象が大きく変わらないことがあります。

よくある失敗パターンをいくつかまとめましたが、これらのように期待した変化が得られなかったケースについては術前の適応の見極めが甘かった可能性が高いです。術前にたるみの原因を医師が的確に診断し、ジョールファットが主因かどうかを正しく判断する必要があります。そのためカウンセリング時には脂肪量だけでなく、皮膚の余剰や弾力、骨格とのバランスまで総合的に評価できる医師に診てもらうことを推奨します。

そもそもなぜ失敗してしまうのか? 3つの根本原因

ジョールファット除去で失敗が生じるのには根本的な原因があります。ここでは代表的なものを3つ解説します。

そもそもなぜ失敗してしまうのか? 3つの根本原因

原因①:
適応判断の誤り(脂肪が原因ではなかった)

頬や口元のたるみ・もたつきは、必ずしもジョールファット(脂肪)が原因とは限りません。皮膚のたるみや筋膜の下垂、骨格バランスなど、他の要素が原因の場合は脂肪を除去しても見た目に変化がないことも多いです。術前にたるみの原因を正確に判断することが失敗を防ぐための第一歩です。適切な適応判断のもとで施術することで満足度の高い結果につながります。

原因②:
解剖学的知識とデザイン力

脂肪が原因であると的確に判断できても、それをデザインするだけの知識・経験がないとよい結果にはなりません。ジョールファットは顔面神経や耳下腺などの重要な組織と隣接しているため解剖学的な知識が不十分な場合、神経や組織を傷つけるリスクがゼロではありません。また脂肪を取りすぎたり取り残したりするとくぼみ・左右差といった失敗つながることもあります。形成外科の知識や顔面の解剖を理解した医師が担当することで、これらは防ぐことができるでしょう。

原因③:
経験不足による判断ミスや判断力の欠如

的確な見極めのもとで精確なデザインに仕上げても、手術では事前の計画通りに進まないことがあります。このような際には脂肪の硬さや量、出血の状態など術中にしか分からない情報をもとに、その場で柔軟且つ機敏に判断しながら手術を行っていきます。経験を積んだ医師であれば慣れたものなので冷静に対応ができますが、このような際に判断ミスをしてしまうと思ってもいなかった結果になることもあります。信頼できる医師のもとで施術を受けることで、少しでも確実な結果に近づけることが重要です。

なお医師選びの際は実績や症例数を確認するとともに、カウンセリングで疑問や不安を話せる雰囲気かどうかも確認するようにしてください。

失敗を防ぐための医師・クリニックの選び方

ジョールファット除去で後悔しないためには、医師選び・クリニック選びがポイントになります。ここでは医師・クリニック選びの際に注意すべき点とカウンセリングで確認すべきポイントを解説します。

失敗を防ぐための医師・クリニックの選び方

〇こんな医師・クリニックは避けるのが無難

ジョールファット除去の仕上がりは医師の経験と技術力に左右されるといっても過言ではありません。あくまで推測にはなりますが、以下のような特徴がみられる医師・クリニックには避けたほうが無難ではないかと思います。

【避けると無難な医師・クリニックの特徴】

  • リスクや副作用について十分な説明がない
  • 骨格や脂肪のつき方を丁寧に診察しない
  • 担当医自身の症例写真を提示しない
  • 手術の際に執刀医の他に指導医が同席する
  • ジョールファット除去以外の選択肢を提案しない
  • カウンセリング時間が極端に短い
  • カウンセリングを医師ではなくカウンセラーが行っている
  • メリットばかりを強調し、デメリットを説明しない
  • キャンペーンや特別プランの案内ばかりをしてくる
  • 即決するように催促される

一方で、信頼できる医師はカウンセリングの段階で骨格や脂肪のつき方を細かく確認し、場合によってはジョールファット除去以外の施術を提案することもあります。施術法はジョールファット除去だけではありませんので、「この施術が本当に患者様に適しているのか」という視点で総合的に判断する医師を選ぶことが大切です。クリニックの公式ホームページや症例写真、医師のSNSなども参考にしながら医師を選ぶことで、後悔の少ない施術につなげることができるのではないかと考えております。

〇カウンセリング時に確認すべき10のチェックポイント

ジョールファット除去で後悔しないためには、カウンセリング時に以下の点を確認するとよいのではないでしょうか。ざっと思い浮かんだものを10個、以下に記載します。

  1. 担当医の経歴・資格・症例数
  2. 実際に担当する医師の症例写真(他の医師では意味がない)
  3. ご自身の顔の状態に対する医師の診断結果(たるみの原因をしっかり確認)
  4. 具体的な施術方法や手術計画・デザイン
  5. 期待できる効果と限界
  6. 起こりうるリスク・副作用とその対処法
  7. 術後のダウンタイムの目安
  8. 修正が必要になった場合の対応(トラブルに自分で対処できるかも重要)
  9. アフターフォローの内容
  10. 料金の内訳と追加費用の有無

特に担当医の技術的な部分と万が一のトラブル発生時の対処法についてはしっかりと確認するとよいでしょう。中には失敗した際に自分で対応できない医師もいるようなことを患者様から時々伺うことがあるので、もし本当にそんなケースがあるのであれば、避けたほうが無難です。また不安な点を遠慮なく質問でき、納得できるまで説明してもらえるかどうかも大切なポイントです。信頼できる医師と出会い、十分に理解したうえで手術に臨むことを強くお勧めします。

「今日なら安い」「絶対大丈夫」という言葉には注意

カウンセリング中に以下のような言葉が出た場合は少し検討したほうがいいかもしれません。

・「今日契約すれば特別価格」
・「今月末までのキャンペーンです」
・「早く決めないと予約が埋まります」

こうした言葉は、患者様の判断を急がせる営業トークの可能性があります。実績を積んでいる医師は患者様が納得するまで丁寧に説明し、十分な検討時間を与えます。決して焦らず、複数のクリニックでカウンセリングを受けたうえで、自分に合ったクリニックを慎重に選ぶことをおすすめします。

みずほクリニックのジョールファット除去について

最後に、当院におけるジョールファット除去の基本方針についても簡単に紹介させていただきます。

みずほクリニックのジョールファット除去について

〇形成外科歴30年超の院長が担当

当院は院長のみのワンドクター制の個人院のため、すべての施術を院長である私、小松が担当しています。経歴としては、形成外科医として10年の基礎を築いたのち、大手美容外科クリニックでさらに美容形成外科分野で10年以上の経験を重ね、2014年に池袋にて開業しました。形成外科という基礎医学の土台の上に、美容外科の専門技術と知識を積み上げてきた実績をもとに、現在は脂肪吸引・脂肪除去術はもちろん骨切り(輪郭整形)や各種オペを幅広く行っています。

〇「術中の仕上がり確認」で失敗を最大限回避

当院で行う手術の特徴として「手術中に仕上がりを確認できる」点があります。終わった後に「イメージと違った!」ということにならないよう、仮縫合のタイミングで直接患者様ご自身に出来上がりの状態を鏡で確認していただいております。もしここで「ここを少しだけ直したい」といったご希望があれば、その場ですぐに私が即興で手技を加えて、イメージに近いラインに仕上げます。
このような術中確認のプロセスはどのクリニックでも取り入れたほうがいいのではないかと思うのですが、手術時間が長かったり麻酔を多く使っている場合は術中の腫れが大きいこともあり、仕上がりと同じ状態で確認してもらうことができないのかもしれません。当院の場合、術中であってもほとんど腫れも生じないため仕上がりとほぼ同じ状態で確認いただくことが可能です。

〇的確且つ迅速な術中判断と技術

実際の施術では、脂肪の硬さや量、出血の状態といった術前には分からないより具体的な要素を元に、適宜細かく調整を行いながら施術を行っていきます。事前のデザイン・計画に固執せずに、その場の状況に応じた「的確で柔軟な判断」が、自然で美しい仕上がりを生み出します。さらに、的確な判断と同じくらいに重要なのが「即興で実現する技術力」です。理解できても手を動かすことが出来なければ実現はできません。知識と経験をフル活用して手術を行う姿勢が重要です。

〇ベイザー(超音波)の戦略的使用

当院では、超音波を使ったベイザー脂肪吸引を戦略的に活用しています。ベイザーは周囲の組織へのダメージを最小限に抑えながら、ターゲットとなる脂肪を効率よく乳化・除去できるため、より美しい滑らかな仕上がりにすることができる他、引きつれやへこみといった失敗を避けるという意味でも役立ちます。当院においてベイザーの使用はオプションとなりますが、もしできるだけ美しいラインをできるだけ安全性が高い方法で行うのであれば、ベイザーの使用を推奨します。

〇脂肪を「あえて残す」という選択

ジョールファットは皮膚の浅層に位置するため、「取る量」だけでなく「残量」の見極めが仕上がりを左右することがあります。口角周辺の皮膚に近い部分の脂肪を必要以上に取り除くと皮膚と下の組織が癒着したように見える凸凹や引きつれが生じるリスクがあるため、適切な量を「あえて残す」ことで滑らかで自然な口元に近づけることが可能です。

〇「適さない場合は正直に伝える」方針

診察では、ジョールファット除去が患者様にとって本当に適応かどうかについても正直にお伝えしています。たるみや骨格が主な原因の場合は別の施術を提案することもあります。当院ではキャンペーンや期間限定の特別価格などを一切設けていないため、無理に1つの施術を勧めることは一切ありません。患者様にとって本当に必要な治療を提案し優先することが失敗やトラブルを避ける最大のポイントになると言っても過言ではないでしょう。

ジョールファット除去で失敗してしまった場合の対処法

ジョールファット除去を行ったものの結果に満足していない・失敗してしまったと感じている方については、もし状況が許すのであれば修正手術を検討されてもよいかもしれません。
…といっても身体的にも金銭面においても負担が生じますので、受ける・受けないについてはご自身でご判断いただくことがとても大切です。ここでは失敗した原因別で効果的な修正術について解説をしますが、あくまで最終判断は患者様ご自身でお決めになることですので、いずれも参考として捉えるようにしてください。

ジョールファット除去で失敗してしまった場合の対処法

〇修正に最適なタイミングと避けるべき時期

まず前提として、修正手術を検討する際にはタイミングが大事です。施術直後は腫れや炎症が残っている可能性があるため施術には適しません。個人差はありますが、腫れが落ち着いて組織が安定する術後3〜6か月以降が、修正の適切なタイミングとなることが多いです。ただし、引きつれや癒着がまだ強く残っているといったケースもあるため、そのような際にはまずは初回手術のアフターケアを優先するようにしてください。

〇頬のコケ・老け顔になった場合

脂肪を取りすぎたことによる頬のコケや老け顔には、脂肪注入が有効な場合が多いです。
脂肪注入術は、患者様ご自身から脂肪を採取・精製して必要な部位に注入をする施術です。ヒアルロン酸などの充填剤とは異なり、自分の組織を使うため自然なラインを形成することができ、また体内に吸収されずに定着しやすいのが特長です。コケた部分のボリュームを補いながら、自然なフェイスラインを取り戻したい方に有効です。

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〇左右差ができた場合

左右差の修正術は、「修正する方法」によっていくつかのパターンがあります。左右差の改善には的確な見極めと判断が必要になることが多いため、経験豊富な医師による慎重な診断が不可欠です。

  1. ①「脂肪が多く残っているほう」にあわせたい: 脂肪注入(充填)
  2. ②「脂肪が少ないほう」にあわせたい: 再手術(脂肪除去)or 脂肪溶解注射
  3. ③「両方とも納得いかない」: 再手術(脂肪除去)と脂肪注入からセレクト

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脂肪溶解注射(カベリン注射)の詳細はこちら
脂肪溶解注射(ファットエックス コア)の詳細はこちら

〇引きつれ・凹凸ができた場合

引きつれや凹凸は、脂肪を取りすぎた、もしくは浅い層まで吸引してしまったというのが一因です。へこみが目立つ場合は脂肪注入で全体のボリュームを補うか、ヒアルロン酸などで目立つ部分だけでも充填するという方法もありでしょう。

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〇たるみが悪化した場合

ジョールファット除去後にたるみが悪化するのは、皮膚や皮下組織など脂肪以外の部分にたるみができたことが原因です。改善方法にはいくつかありますが、最もスピーディに修正できるのは糸リフトになるでしょう。皮下組織を糸で物理的に引き上げるため、術直後からたるみをリフトアップすることができます。切開を伴わないためダウンタイムが短く傷跡がほとんどできない点もメリットです。

糸リフトの詳細はこちら

〇修正時の注意点とリスク

ここで一点、注意点もお伝えします。修正治療では、1回目の手術による癒着や組織に変化が生じている傾向があり、初回手術よりも難易度が高くなる場合がほとんどです。修正を検討する際には以下の点に注意してください。

  • 修正手術における実績のある医師・クリニックを選ぶ
  • 術後の状態によっては完全な修正が難しい場合もある
  • 術後の状態によっては修正手術を受けてもらえない場合もある
  • 修正施術にも再び失敗のリスクがある

他院修正は医師の経験と判断力が問われます。当院では術前に十分な診察をし、実現可能な範囲を正直にお伝えした上で治療を行っています。

ジョールファット除去が適さないケースと代替治療

ジョールファット除去は、適切な診断のもとで行えば口元のたるみ・もたつきをすっきりさせる効果が期待できる小顔治療ですが、症状やたるみの原因によっては他の治療が有効になることもあります。大切なのは、「治療法が適しているか」を医師がきちんと見極め、さらにそれを患者様に伝えるということになります。(診察をしたにもかかわらず実施中のキャンペーンの案内をしたりするような場合は、少し注意をされたほうがよいのではないかと個人的には考えています)ここでは、ジョールファット除去が第一選択とならないケースと、その場合の代替治療について紹介します。あくまで個人差があるため一例とはなりますが、ご自身に合う方法を見つけるための参考にしていただければ幸いです。

ジョールファット除去が適さないケースと代替治療

〇ジョールファット除去が第一選択になりにくいタイプ

以下のような症状がある際にはジョールファット除去よりも別の治療が適している可能性があります。このような状態でジョールファット除去をすると期待する効果が得られないだけでなく、かえって頬がコケたり老け顔の印象につながるリスクもあります。

  • 50代以上で、口元だけでなく顔全体にもたるみがある
  • 口元にたるみはあるが、頬全体は痩せ気味
  • 口元の皮膚を横に引っ張るとたるみが改善される
  • 食いしばりや歯ぎしりの癖がある
  • 顎が小さくて相対的に口元にボリュームが出やすい

代替治療①:糸リフト

頬や口元のたるみの原因が脂肪ではなく皮膚や支持組織のたるみの場合、脂肪を除去するよりも糸リフトで皮下組織を引き上げるほうが効果的なことがあります。特に40代以上など皮下組織にたるみが生じてくる年齢の方については、ジョールファット除去を単独で行うことには少々リスクがあると言えるかもしれません。皮膚や皮下組織にもたるみが生じている際には、ジョールファット除去と糸リフトを併用して組織を引き上げつつ引き締める治療を行ったり、もしくは糸リフトとヒアルロン酸などを組み合わせて必要な部分にはボリュームを出す治療を行うほうがよいでしょう。

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代替治療② ハイフ・高周波

脂肪だけではなく皮膚や皮下組織にもたるみがある場合、ハイフ(ウルセラなど)や高周波(サーマクール)が適応となることもあります。ハイフは皮下深層の筋層(SMAS層)にまで及んだ重たいたるみのリフトアップに効果を発揮し、高周波・RFは比較的広範囲のたるみを引き締める際に効果的です。たるみの状態や原因にあわせてベストな施術を選ぶことがポイントになります。

ハイフ(ウルセラ)の詳細はこちら
高周波(サーマクール)の詳細はこちら

代替治療③:ヒアルロン酸や脂肪注入

40代以上の方や痩せ型の方の場合、脂肪を取るとコケたり老け顔になる可能性も高いです。このような際には足し算の考え方で、必要な部分にボリュームを足してたるみを目立たなくするという代替治療が有効です。ヒアルロン酸は注入直後から効果を実感できるため、ダウンタイムをできるだけ短くしたい方にも向いている選択肢です。できるだけ長く持続させたい際には脂肪注入が有効です。

ヒアルロン酸注入の詳細はこちら
脂肪注入の詳細はこちら

代替治療④:エラボトックス(咬筋ボトックス)

頬のたるみや下膨れ顔・ブルドッグ顔の原因が脂肪ではなくエラの筋肉(咬筋)にある場合は、ボトックス注射が有効になります。ボトックス注射は筋肉の働きを抑える作用があるため、発達しすぎた筋肉の動きを抑えることで、下膨れやブルドッグ顔に見える原因である張り出したエラが目立たなくなり、すっきりしたフェイスラインに変化します。エラボトックスは注射のみで行う施術のため、腫れや内出血がほとんどなく、ダウンタイムを気にせず受けられる点が特長です。施術後は咬筋の張り出しが徐々に目立ちにくくなり、フェイスラインがすっきりとした印象に変化します。

エラボトックスの詳細はこちら

失敗しないために皆さんができること

ジョールファット除去で失敗を避ける方法として、患者様ご自身で準備できることもあります。医師任せではなく患者様ご自身でもできるだけ失敗を避けるためにも、知っておくと後悔しないポイントについて紹介します。

失敗しないために皆さんができること

〇即決は絶対に避ける。悩んだら1日は時間を置く

カウンセリング当日に契約を急かされても、その場で即決するのは避けたほうがよいでしょう。「今日だけの特別価格」「早く決めないと予約が取れない」といった言葉は冷静な判断を妨げる要因です。少しだけ注意をされたほうが良いかもしれません。
…ちなみに当院では、このようなキャンぺーン・特別価格は実施しておりませんし(一部、既存の患者様限定で特別感謝企画を稀に実施することはあります)、当日契約を催促することも一切ありません。そもそも美容医療は審美目的とはいえ医療行為ですので、特売日だから早く買わせるという行為は個人的にはどうなのだろう?とは感じております。

〇悩んだらセカンドオピニオンを取る

1つのクリニック・一人の医師の意見を鵜呑みにせず、複数のクリニックでカウンセリングを受けることをおすすめします。クリニックによっては診断結果や治療方針が異なることがあるためです。複数の医師の意見を聞くことで「本当にジョールファット除去が自分に適しているのか」を客観的に判断しやすくなります。また、医師との相性やカウンセリングの丁寧さを比較することで、信頼できる医師を見つけられるでしょう。(当院に診察に来られた方についてももちろん同様です。もし何か気になる点があった際には、他のクリニックにも相談されてみることをお勧めしています)

〇仕上がりイメージと治療の限界を共有する

施術へ対する期待と実際の仕上がりのギャップを防ぐには、理想のイメージを医師と具体的に共有することが大切です。イメージに近い方の写真をスマホで保存しておいたり、カウンセリングでは「すっきりさせたいが周囲にバレない程度の自然な印象は残したい」などのように、できるだけ具体的に伝えることで、医師との認識のズレをできるだけ防ぐことができるでしょう。また、医師から「どの程度の変化が期待できるか」「限界はどこか」を明確に聞くことも重要です。期待値を現実に合わせることが、満足のいく結果への近道です。

〇術後の過ごし方は仕上がりを左右する

施術後の過ごし方が仕上がりに影響することもあります。あらかじめダウンタイムについて理解しておくことで、焦らずに回復へ専念することができます。ジョールファット除去の術後に起こりやすい症状として、腫れや内出血、痛み、むくみなどが挙げられます。これらは一般的に1〜2週間程度で落ち着く傾向があります。(内出血が生じた際には2~3週間程度)また、術後は以下の点に注意をしてください。このようなことを行うと、ダウンタイムが長引いたり、施術部位に色素沈着や炎症などが出来てしまう可能性もあります。

  • 施術後、数日間は激しい運動や飲酒を避ける
  • 患部を強くマッサージしない
  • 日焼けや強い刺激を避ける
  • 気になる症状があれば、自己判断せず早めに担当医に相談する

よくある質問(FAQ)

最後に、ジョールファット除去の施術の際に患者様から寄せられることが多い質問をまとめました。施術を検討している方やすでに他院で施術を受けて結果に悩んでいる方などの参考になれば幸いです。

よくある質問(FAQ)

Q1: ジョールファット除去で失敗した場合、元に戻せますか?

ジョールファット除去後に思い通りの仕上がりにならなかった場合、症状に応じた適切な修正手術を行うことで元の状態に近い仕上がりにすることができるケースもあります。たとえば、頬のコケやへこみ、老け顔が気になる場合は脂肪注入やヒアルロン酸注入を、術後にたるみが目立つようになった場合は糸リフトやウルセラ・ハイフなどのマシン治療でリフトアップすることなどが可能です。ただし、修正治療には一定の限界があるため「全く同じ元通りの状態」にすることはできません。また修正手術でさらにトラブルにあってしまうことを防ぐ意味でも、まずは現在の状態を正確に診断して原因を見極めてもらった上で、ご自身の症状に合った治療法を選んでもらうことが大切です。

Q2: 失敗の修正費用はどのくらいかかりますか?

修正治療でかかる費用は、症状の程度や必要な治療内容によって異なります。ヒアルロン酸やボトックスなどの比較的シンプルな施術から、ご自身の身体からまずは脂肪を採取した上で行う脂肪注入術のように工数が多い施術まで様々です。そのため当院では、修正に必要な費用については実際の診察を終えたところで改めてきちんとお伝えするようにしています。

Q3: 他院で施術を受けた後でも相談できますか?

はい、もちろんです。みずほクリニックでは他院で行った治療の術後相談についても多数いただいており、いずれもきちんと対応をしています。ワンドクター制ゆえ、院長の小松自らが必ず診察をさせていただき、現在の状態に応じた改善の可能性と、患者様に合う修正方法をご提案しています。

Q4: ジョールファット除去に適しているか、どうやって判断すればいいですか?

ジョールファット除去が適しているかをご自身で判断することはかなり難しいため、医師による診察が必要です。適応の判断には、脂肪や骨格、皮膚の状態などを実際に診察で触診させていただき、頬や口元のたるみや顔のもたつきの原因がジョールファットにあるのかを見極める必要があります。もしジョールファット除去が適応でないと判断した場合は、正直にお伝えした上で効果的な代替治療を提案しています。

Q5: ベイザーを使うと失敗のリスクは下がりますか?

ベイザー(超音波)は周辺組織へのダメージを最小限に抑えながら脂肪を効率よく除去することができる医療機器で、より滑らかな美しい仕上がりにすることができる上に、引きつれや凹凸といったリスクを低減する効果が期待できます。そのため当院でも積極的にお勧めしているオプション治療ではありますが、注意点としてベイザーはあくまで「道具」の一つであり、仕上がりについては最終的に、医師の判断力や技術力に左右されるところが大きいです。機器の性能と医師の技術力、この両方が揃うことで初めて美しい小顔が実現できると言えるかもしれません。

まとめ:後悔しないジョールファット除去のために

ジョールファット除去は、医師の技術力や判断力によって結果に差が生まれる可能性もある施術です。後悔のない選択をするために、最後に大切なポイントをもう一度まとめます。

まとめ:後悔しないジョールファット除去のために

〇失敗を防ぐ3つの鉄則

ジョールファット除去で失敗を防ぐには、最低限でも以下3つのポイントを押さえるようにしてください。

① 適応をしっかり見極めてもらう

顔・口元のたるみ・もたつきの原因がそもそもジョールファットにあるのかどうかを、医師の診察で的確に判断することが最初の一歩です。原因が異なれば技術力がどれだけ高くても期待する効果が得られないこともあります。まずは医師の診察を受けてから施術の適応について判断することが大切です。

② 経験豊富な医師を選ぶ

相談する医師選びも結果を左右することになる大切なポイントです。想定していなかった失敗やトラブルを最大限避けるためにも、施術経験や実績が多い医師に相談することをお勧めします。実績を確認する方法としては、経歴などをHPで確認するのとあわせて、実際に診察で担当する医師の症例写真を見せてもらうのがよいでしょう。この時に大事なのは、クリニック全体の症例写真ではなく実際に手術を担当する医師の症例写真を確認するという点になります。またカウンセリングではリスクもきちんと説明してくれる医師かどうかという点も重要な判断基準です。「簡単な施術だから大丈夫」といった言葉を安易に使う医師には注意が必要です。

③ 即決しない

悩んだ際には、カウンセリング当日の即決は避けて複数のクリニックで意見を聞くなど慎重に判断するようにしてください。納得できるまで検討する時間をとることが大切です。信頼できるクリニックほど患者様が納得するまで丁寧に向き合います。逆に即決を迫られたりキャンペーン期間を念押しされるといったことがあった際には、あくまで個人的意見にはなりますが、少しだけ注意したほうが良いかもしれません。

〇当院の無料カウンセリングで確認できること

失敗やトラブルを未然に出来るだけ防ぐための対策を色々な角度から述べてきましたが、最後に当院で行っているカウンセリング・診察で確認できることについても以下にまとめます。基本的に患者様から頂いた質問にはすべて回答をさせていただいておりますので、これ以外にも気になる点や相談事項があればお気軽にご相談下さい。

  • 口頭での診察や触診の他、必要に応じて超音波やCT検査を用いた症状確認
  • 期待できる効果と限界についての説明
  • リスクや副作用、術後のダウンタイムについての詳しい説明
  • ジョールファット除去が患者様に適しているかの診断
  • ジョールファット除去以外の代替治療の提案
  • 料金の内訳と追加費用の有無
  • その他ご質問事項へ対する回答

当院はワンドクター制となりますので、診察・施術はすべて院長の小松が担当しています。気になる点があればお気軽にご相談下さい。

〇他院修正相談やセカンドオピニオンもお気軽にどうぞ。

「糸リフトも一緒に進められたが、本当に必要なのか判断できない」
「どの麻酔法で施術をするのがいいのか分からない」
「他院で施術したものの、うまくいかなかった」
「術後に頬がコケてしまった」「左右差が気になる」

など、施術前・施術後のご相談もお気軽にお申し付けください。セカンドオピニオンとして当院を活用していただくことももちろん可能ですので、もし担当医には直接相談しにくい点などがある際には、一度ご相談に来られて見ていただければと思います。当院では即決を急ぐことや施術を無理に勧めることもありませんので、どうぞ気兼ねなくお越しください。後悔のない選択をするために、みずほクリニックがその一助となれれば幸いです。

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遠方にお住まいの方や、すぐにご来院することが難しい方については、写真による無料相談を承っております。
事前に相談フォームからお顔の写真をお送りいただければ、画像で分かる範囲とはなってしまいますが、施術の適応についてなどを院長自らが確認し回答させていただきます。

監修医師
みずほクリニック

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。 免許・資格:日本形成外科学会認定 形成外科専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士