輪郭整形・小顔整形ブログBlog

2023/01/24
エラ整形を失敗させないポイントは「骨切りの角度」と「ライン調整」

今回は、エラ整形(下顎骨の骨切り)を成功させるためのポイントと見える、骨切り時における「角度」や「ライン」調整について、実際の患者様のCT画像をもとにお話させていただきます。 画像や解説文などが少し専門的な内容になるかもしれないですが、エラ整形を失敗させずに、イメージに近い術後デザインに仕上げるために大変重要なポイントとなります。エラ整形をお考えの際にはぜひご一読いただけると幸いです。

エラ整形のポイントとなる骨切りの角度・ラインについて

エラ(下顎骨)を切除する際の角度・ラインは骨格の形状や希望の仕上がりなどによって一人ひとり異なります。今回はわかりやすく、実際の患者様のCT画像を使って以下3パターン(A・B・C)のケースについてご説明したいと思います。

図1

骨切りを行う際にどのラインが適しているかは、カウンセリングにて患者様の悩みやご希望を具体的に伺い、その後に実際の骨格や筋肉の状態を診察にて確認させていただき、ご希望のイメージとの擦り合わせを行います。できるだけご希望に沿った形の仕上がりになるように我々も調整を行いますが、どうしても骨格などの関係で適していないというケースもあるため、そのような際にはイメージに近い形になるよう最も適切と思われる角度・ラインを医師から提案させていただいています。

次の項では、実際の骨切りの角度・ラインについてもう少し詳しくご説明します。

患者様のご希望に近づけるカスタマイズ設計について

図2

今回の方の主訴は「エラ(下顎角)をなるべく整った形で小さくしたい」というもので、冒頭に示した図1の画像のⒷに近いラインを希望されました。たしかに標準的な骨切りのラインはⒷやⒸが中心なのですが、今回の方の場合、エラ(下顎角)の後方部に骨の張り出し(斜線部)が存在するため、ⒷやⒸのラインを選択すると張り出した下顎骨の一部分が術後にも残存することになってしまいます。そのため今回は、一般的なラインよりも少し上方から切り込みを入れる形となる、Ⓐに近いラインから行う骨切りがベストになると想定しました。

図3

患者様にも、このライン・角度での骨切り術のほうが希望に近いよりスマートなフェイスラインに仕上がる点を説明させていただき、ご理解をいただくことができました。

実際の手術では、下の図4で示したような自然でシャープなフェイスラインにするための計画を、より具体的に立てた上で手術を行っています。今回の方の場合、エラの後上方部に相当する○の位置から切り始め、滑らかなでシャープな輪郭になるように現在のエラ角の位置を移動して、新たな場所(▽)に変更するための計画を立てています。

図4

下の図5は骨切り後のレントゲン画像です。実線に囲まれた部分は、術前に存在した骨の範囲を表しています。元々あったエラ(下顎角)の後上方部からアゴ先方向まで、凹凸のない滑らかな長いライン・角度で骨が切除されていることがおわかりかと思われます。

図5

このように「エラを小さくしたい(小顔になりたい)」という同じ目的であっても、「どのくらいの角度で」「どのようなラインで」骨切りを行うかについては、一人ひとりの骨格や希望にあわせて完全にカスタマイズした形で手術計画を立てます。カスタマイズした計画を立てないと、術後に「削った後のエラの一部が出っ張っている」「フェイスラインが凸凹している」といった失敗につながる可能性が大変高くなるためです。

次回は、実際のお顔の写真をもとに術前後の変化についてご説明したいと思います。
>当院のエラ整形(エラ骨切り・骨削り術)詳細はこちらです。

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監修医師
みずほクリニック

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。 免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士