輪郭整形・小顔整形ブログBlog

2023/09/05
他院でのⅤライン形成術の修正(やり直し手術)

今回は、他院にてすでに輪郭手術をお受けになられた方の修正手術について、レントゲン写真を用いて修正部位と施術内容について詳しくご説明します。
※本症例の方は術直後でまだ腫脹が残っている状態のため、顔貌変化の術後写真については改めて近日中にご紹介させていただきます。

患者様は24歳の男性で、「アゴ先からエラにかけてのラインをシャープに整えたい」という主訴のもと、1年前に他院にてVライン形成術を行った方です。結果、ご自身が希望していたVラインのイメージとは異なる出来栄えになってしまったため、当院に改めて相談に来られました。

術前に医師によるカウンセリングとレントゲンをはじめとする各種検査を行い、また模型による施術シミュレーションと分析も行った上で(※当院ではこれらの工程はすべて手術前における通常の段取りとなります)、改めて最適な手術計画をご本人に丁寧に説明させていただき、以下内容にてVライン形成術の再手術を行うこととしました。

オトガイ形成術(オトガイⅤ字形成術・皮質骨切除)
下顎下縁切除術
・下顎体部皮質骨切除(外板外し)
エラ骨切り術(一部切除)

今回は、この方の術前後の変化についてレントゲン写真を用いながら簡単に解説させていただきます。

まずは正面写真(術前)の様子です。レントゲン写真を見ますと下顎骨の各矢印箇所に凸が認められます。

術前後の正面からの様子を比較してみます。
この部分については、オレンジの線上から下の部分の骨を切除又は削合して整えたことにより、以前の状態よりもアゴ下のラインがシャープなⅤ字状に変化したことがお分かりいただけるかと思います。また、前回のVライン形成術によって設置されたワイヤーも除去しています。

斜め左右からのレントゲン写真(術前)の様子です。
この角度で確認しても、下顎骨の各矢印箇所に凸が認められます。

術前後の斜めからの様子を比較してみます。アゴ先からエラにかけての変化(ご本人が希望するシャープなライン)については、この角度からの比較が最もわかりやすいです。

真横から見たレントゲン写真(術前)です。
この角度から見ても、下顎骨の各矢印箇所に凸が認めらます。

術前後の横からの様子を比較してみます。
凸部への削合修正を行ったことにより、アゴ先からエラまでへのストレートなラインへの変化が認められます。

頭部規格写真(セファロ)においても、アゴ先からエラにかけてのラインが自然で滑らかな状態に仕上がっていることがわかります。

輪郭整形・小顔整形を得意としている当院ですが、今回のように他院修正(他院で行った輪郭整形術のやり直し)も多く行っております。手術結果に満足できなかった、変化がなかったという際には、まずは一度お気軽にご相談ください。
当院のVライン形成術(小顔整形)詳細はこちら

<本ブログの症例に関する情報>

施術名:Vライン形成術/オトガイⅤ字形成術(皮質骨切除)、下顎下縁切除術、下顎体部皮質骨切除(外板外し)
、エラ骨切り手術(一部切除) 費用:1,980,000円 (モニター価格 1,870,000円) 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、顔面神経麻痺、知覚神経麻痺、感染、骨髄炎、左右非対称、骨接合部の段差など 施術内容に関する問い合わせ先:お問合せフォームからどうぞ

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監修医師
みずほクリニック

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。 免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士