小顔整形コラム

Column
2026/09/15
【40代女性】輪郭の脂肪たるみ|頬・顎下の脂肪吸引による改善症例
【40代女性】輪郭の脂肪たるみ|頬・顎下の脂肪吸引による改善症例

40代女性から多いご相談が「輪郭のラインがハッキリしなくなってきた」「口元や首まわりがもたついてきた」「太ってないのに前よりも顔が大きくなった」といった『フェイスライン』のお悩みです。
こうした変化は、一般的に「加齢によるたるみ」とひと括りにされがちですが、実際には皮膚や皮下組織の下垂だけが原因ではありません。

40代以降の方でも、「脂肪」が輪郭のもたつきを強調していることがあり、このような場合はリフトアップ治療ではなく脂肪吸引が適応となります。
今回は、44歳女性の脂肪吸引(頬・顎下)症例をもとに、40代の輪郭(フェイスライン)のもたつき治療について解説いたします。

40代に多い輪郭がもたつく原因

40代は、20代・30代と比較してフェイスラインに様々な変化が生じやすくなります。
中でも代表的なのが、皮膚や皮下組織のゆるみによる「たるみ」です。加齢によって皮膚のハリや弾力が低下したり、顔の組織を支えている靭帯がゆるんでくることで、頬や口元の組織が下方向へ移動してフェイスラインがぼやけて見えるようになります。
教科書的な回答は上の通りになるのですが、実際は40代の輪郭のもたつきの原因は、「たるみ」だけとは限りません。
もともと頬や顎下に脂肪が多い方の場合は、加齢による変化とあわせて

・口横の脂肪(ジョールファット)
・頬の皮下脂肪
・顎下の脂肪
・エラ下~首まわりの脂肪

などが原因となり、フェイスラインを重たくしていることがあります。

「脂肪」と「たるみ」、どう見分ける?

あくまで個人差があるため参考までに、とはなりますが、大きく分けると40代のフェイスラインのもたつきには以下のようなタイプがあります。

①脂肪が多いタイプ
頬・口横・顎下などに脂肪が多く、それによって輪郭が重たく見える・大きく見えるタイプです。この場合は、原因である脂肪そのものを取り除く「脂肪吸引」が適しています。

②皮膚・組織のたるみが強いタイプ
脂肪はそれほど多くないものの、皮膚や皮下組織が下垂することでフェイスラインが崩れているタイプです。この場合、脂肪吸引をしても大きな改善が得られないことが多く、糸リフトや切開リフト、ソフウェーブ、サーマクール、ウルセラなどによるたるみ治療を検討します。

③脂肪+たるみの混合タイプ
実際の診療では、①+②が混ざったタイプの方もかなり多くいらっしゃいます。「脂肪のボリューム過多」と「皮膚・組織の下垂」を改善するために、状態によっては脂肪吸引と引き上げ治療を組み合わせて施術を行います。

44歳女性|輪郭(頬+顎下)の脂肪吸引症例

44歳女性|輪郭(頬+顎下)の脂肪吸引症例
術前の様子

本テーマに関連して、今回は44歳女性の症例をご紹介したいと思います。

・輪郭全体がもたついている
・顎下のたるみが気になる

といったお悩みでご来院されました。

すでに他院でタイトニングマシンや脂肪溶解注射による治療を何度か受けていましたが、思っていたほどの変化が得られなかったため、今回当院に脂肪吸引のご相談で来られました。

診察で脂肪の状態を確認したところ、顎下だけではなくジョールファット(口横からフェイスラインにかけて存在する頬の脂肪)にもボリュームがあることが分かったため、今回は

①頬(ジョールファット)
②顎下・エラ下・首まわり

の脂肪吸引を行っています。

また、よりはっきりとした変化をご希望されたため、脂肪吸引ではベイザー(超音波)を使用しています。早速術前後の変化を見てみましょう。

頬(ジョールファット)・顎下の脂肪吸引
44歳女性|輪郭(頬+顎下)の脂肪吸引症例

術後は約5か月目の状態となります。

口横の膨らみが減少したことで、正面から見た際の下顔面がすっきりしました。
さらに顎下からエラ下、首まわりの脂肪も除去したことで、顔と首の境界が以前よりもはっきりし、フェイスライン全体がシャープになっています。(当院の顎下脂肪吸引は「エラ下+首まわり」も全て含みます)
ご本人が気にしていた「輪郭のもたつき」を減らすことが目的の治療でしたが、それにとどまらず、術後は顔全体が引き締まり、シャープで美しい顔立ちに近づいたのではないでしょうか。

40代でも「糸リフト」は必ず必要ではない

最近は顔の脂肪吸引と糸リフトを同時に行う治療もよく見かけます。
私自身も、40代以上のたるみ治療では「皮膚の下垂」対策がポイントになるという意見をブログなどでしばしばお伝えしてきており、皮膚や組織の下垂がある方や、脂肪を除去するだけでは皮膚が余ってしまうと想定される方、また若い方でも細いVラインを希望される方などでは、糸リフトを併用した方がよいケースが多くあります。

ですが、だからといって「40代以上=脂肪吸引+糸リフト(たるみ治療)」が必ずしもセットになるわけではありません。特に今回の女性のように、もたつき・たるみに「脂肪量」が大きく関係している場合は、効果には個人差があるものの、適切に脂肪を除去することでしっかりと輪郭に変化を出せることが多いです。

顔の脂肪吸引、実は「取る部位」で結果が変わる

もうひとつ、顔の脂肪吸引の際に意識すべき点として、「どの部位の脂肪を取るか?」という点もポイントです。
当院でも、

「ジョールファットを取りたい」
「顎下の脂肪吸引がしたい」

のように「施術名」や「部位」をご指名で相談いただくことがよくありますが、実際は「ご本人が気になっている部分」と「顔を大きく見せている原因」が一致しているとも限りません。
今回の方も同様で、「輪郭・顎下のもたつきが気になる」とご相談に来られましたが、実際には口横のもたつき(ジョールファット)やエラ下、首まわりの脂肪なども輪郭のもたつきに関係していました。

ただし取りすぎ注意|40代の脂肪吸引の留意点

とはいえ、「たくさん脂肪を取れば取るほど小顔になる」という訳ではありません。
特に40代以降では、ある程度のボリューム感がないとコケ見え・老け感・やつれた印象に繋がることもあるため、「若々しさ」の象徴でもある脂肪は必要な部位にはある程度残したほうが仕上がりが良くなることが多いです。
頬やこめかみなどには適度な脂肪を残しつつ、口元や輪郭、顎下についてはラインがスッキリ見えるように脂肪を適度に取ることで、全体のバランスが取れた顔立ちに近づきます。

40代で顔の脂肪吸引が向いている人・向いていない人

40代の方向けに、顔の脂肪吸引の単独治療が適しているケースと併用治療がお勧めのケースを簡単にまとめてみたいと思います。実際は脂肪・皮膚・筋肉・骨格などを確認した上で治療法を決定しますが、ご自身のタイプを知る際の参考としてご覧下さい。

◎脂肪吸引が向いているケース

  • もたつく部分に肉厚感がある
  • たるんだ部分にボリューム感がある
  • 頬や口横に脂肪が多い
  • 顎下や首まわりに脂肪が多い
  • 二重顎・顎下のもたつきが多い
  • 顔や身体に脂肪量がしっかりある

◎脂肪吸引だけでは向いていないケース

  • 脂肪はそれほど多くない
  • 頬やこめかみにはコケ感がある
  • 皮膚のたるみも気になる
  • 顎下に皮膚のたるみがある

まとめ|40代の脂肪吸引は「顔全体」を見て考える

40代といっても、もたつきの原因がすべて「年齢によるたるみ」とは限りません。今回ご紹介した44歳の方のように脂肪吸引だけでスッキリとしたフェイスラインに仕上げられることもあります。ただし脂肪をとりすぎるとコケ感・老け顔に繋がることもあるため、全体バランスを見た上で、どの部位からどの程度の脂肪を取るのか判断するようにしています。

今回の方のお悩みは「輪郭のもたつき」をなくしたいというご希望でしたが、もたつきの原因だった頬(ジョールファット)やエラ下、首まわり、顎下の脂肪を丁寧に除去したことで、ご本人が気にしていた輪郭がスッキリしただけではなく、全体の顔立ちがシャープで若々しい印象に近づきました。
当院では40代以上の方の脂肪吸引やたるみ治療を多数行っています。気になる点があればお気軽にご相談下さい。


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遠方にお住まいの方や、すぐにご来院することが難しい方については、写真による無料相談を承っております。
事前に相談フォームからお顔の写真をお送りいただければ、画像で分かる範囲とはなってしまいますが、施術の適応についてなどを院長自らが確認し回答させていただきます。

本ページの監修医師

みずほクリニック

院長 小松磨史(こまつ きよし)

美容外科・美容皮膚科
みずほクリニック院長

詳しいプロフィールはこちら
みずほクリニック 院長 小松磨史

みずほクリニックのHPをご覧頂き有難うございます。現在当院では、骨切り・脂肪吸引・マシン・注射など50種類以上の小顔治療を取り揃えており、原因に合わせた治療法をご提案しています。ワンドクター制の当院では、30年以上のキャリアを積んだ院長の小松が全ての診察・施術を担当しており、骨格・脂肪・筋肉の特徴を的確に診断した上で最適な施術の提供を心掛けています。

経歴

  • 1994年 札幌医科大学卒業(第41期)
  • 1994年 札幌医科大学・形成外科入局
  • 1998年 札幌医科大学・大学院卒業 医学博士取得
  • 1998年 米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)
  • 2000年 札幌医科大学・形成外科 助教
  • 2002年 北海道砂川市立病院・形成外科 医長
  • 2005年 大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)
  • 2014年 みずほクリニック開院(院長)

免許・資格

  • 日本専門医機構認定 形成外科専門医
  • 日本美容外科学会・正会員
  • 医学博士