小顔整形コラム

Column
2026/10/15
顎が長いのを直したい|マッサージから整形・骨切りまで|医師が方法を解説
顎が長いのを直したい|マッサージから整形・骨切りまで|医師が方法を解説

「顎が長いのを、どうにかしたい」

当院では様々な美容医療の診察・カウンセリングを行っていますが、その中でも「顎の長さ」に関するご相談は比較的多く、皆さんが悩みやコンプレックスを持ちやすい部位の一つのようです。
顎が長く見える原因は大きく分けて以下の5つになり、これらの原因によって対策が変わります。今回は、この辺りについて詳しく解説をしていきたいと思います。

【早見表】原因別・顎を短く見せる方法

むくみ
セルフケア(マッサージ・生活習慣の見直し)
脂肪
顎先や顎下の脂肪除去・脂肪吸引
たるみ
マシン治療(高周波・ハイフ)・たるみ取り手術
骨格
おとがい形成
歯並び・
噛み合わせ
歯列矯正など

「顎が他の人よりも長い気がする」「顎が長く見える原因は何?」「顎を短くする方法は?」といった点でお悩みの際には、本ページを参考にしてみてください。当院で行っている顎を短くするための美容医療のご紹介だけではなく、メイクや髪型などすぐに取り入れられそうな顎を短く見せるためのセルフケアも盛り込んでおります。
>顎の長さの平均・測り方を知りたい方はこちらもご覧ください

他の人より顎が長い?顎が大きい?その原因とは

他の人より顎が長い?顎が大きい?その原因とは

顎が長くなる原因は、先天的なものとして骨格や歯並び、後天的なものには脂肪の厚み・もたつき、加齢による下顔面の変化(たるみ)、さらに顎変形症などが挙げられます。
「顎が長い」状態というのはもちろん病気でもないですし、これによって身体の構造上に何かしらの不具合や問題が生じる症状でもありませんが、どうしても見た目(整容面)が気になると思われている方が実際には多いようです。昨今は小顔や小さな丸顔が人気なこともあり、あごが長いと顔が大きく見えるといった悩みの他、顔全体のバランスが悪くなったり、のっぺりとした平坦な顔に見えてしまうこともあります。まずは、なぜ顎が長くなるのかその原因について解説します。

〇先天的な原因:遺伝(骨格・歯並び)

先天的な原因:遺伝(骨格・歯並び)

顎が長くなる一つ目の原因は「遺伝(骨格・歯並び)」です。そもそもの顎の骨自体が大きいと、どうしても顎が大きくなってしまいます。骨格が原因の場合、子供の頃からずっと顎が大きい状態が続くことが多いです。また、顎の骨だけではなく歯並びが原因で顎が大きく見えることもあります。受け口(反対咬合)やオープンバイト(開咬/奥歯をしっかり噛みしめても前歯の上下の歯が咬み合わず隙間が生じた状態)がその一例で、このような歯並びの場合は通常よりも面長顔になったり、顎が長く見える傾向にあります。

〇後天的な原因:脂肪の厚み・たるみ

後天的な原因:脂肪の厚み・たるみ

骨格や歯並びに異常がなくても、後天的な原因で顎が長くなることがあります。比較的体格が良い方に多いのは、脂肪が顎周辺に多くついていることで顎が大きく見えるケースです。この場合、若い方は脂肪によって顎全体が大きく見えますが、40代以上になると次第に脂肪が下垂してくるため、顎下にたるみができることで顎が長く見えたり、横から見た際に顎のラインがなくなる(=顎下に肉がたまる)ようになります。

〇後天的な原因:顎変形症

後天的な原因:顎変形症

その他の原因としては顎変形症もあります。これは顎の大きさや位置に異常がある病気で、発音や噛み合わせに問題が生じることが多いです。顎変形症の場合も、顎が大きく見えることがあります。
顎変形症と診断され、矯正歯科治療と一体で外科的矯正治療(顎矯正手術)を行う場合は保険適用となることがあります。ただしこれは、施設基準を満たす医療機関(顎口腔機能診断施設・指定自立支援医療機関など)で矯正歯科治療と組み合わせて行う場合に限られます。当院では保険診療によるおとがい形成術は行っておりません。

〇後天的な原因:加齢による下顔面の変化

後天的な原因:加齢による下顔面の変化

年齢を重ねると皮膚や皮下組織を支える力が弱まり、顔全体の組織が少しずつ下方向に移動していきます。このような変化は顎まわりにも生じます。
若い頃はシャープだったフェイスラインに丸みが出てきたり、顎の下に厚みが出てきたりすると、顎そのものの長さは変わっていなくても、下顔面が縦に長く見えるようになります。「昔はこんなに顎が長くなかったのに」と感じられる方の多くは、この変化によるものです。
このタイプの場合、骨の長さは変わっていないため骨を切る手術ではなく「たるみ」に対するアプローチが適していることが多いです。40代以降から顎の長さが気になり始めたという際には、まずこの可能性を疑ってみてください。

顎が長い人の特徴と、顔に与える印象

顎が長い人の特徴

顎が長い場合、正面から見た際に下顔面の面積が広く、口が小さく見えるのが特徴です。横顔における印象は、顎の長さそのものよりも「顎先が前に出ているか、引っ込んでいるか」によって大きく変わります。

つまり「顎が長い」と言っても、実際にどんな風に顎先が長く見えるのかは、人(=顎先の状態)によってかなり異なります。ここでは、顎が長い方に共通して見られる特徴と、顔全体に与える印象について整理します。

〇正面から見たときの特徴

正面から見た際に、顎が長い方は次のような特徴が見られることが多いです。

① 顔の下半分(下顔面)の面積が広い

目・鼻・口といったパーツの配置は変わらないのに、口元から下の余白が広くなります。このため顔全体が縦に長く見え、「顔が大きい」という印象につながりやすくなります。

② 口が小さく見える

「顎が長い」と検索される方の中に「口が小さい」と一緒に調べている方が多いのですが、これは偶然ではありません。顎まわりの面積が広いと、その中にある口が相対的に小さく見えるためです。実際に口が小さいわけではなく、周囲との対比によってそう見えているケースがほとんどです。

③ 顔の輪郭が細長い印象になる

顔の横幅に対して縦の比率が大きくなるため、いわゆる面長の印象が強くなります。

〇横顔で見たときの特徴

横顔での見え方は、顎の長さそのものよりも「顎先が前に出ているか、引っ込んでいるか」で大きく変わります。

① 顎が長く、後方に引っ込んでいる

顎先が奥(喉ぼとけ側)に入っているため、顎先から首にかけてのラインの境界が曖昧になり、下顔面の輪郭や顎下のラインがぼんやりとした印象になりやすいタイプです。二重顎に見えることも多いです。

② 顎が長く、前方に張り出しがある

逆に顎先が斜め前方向に長い場合は、横から見た際に顎先が三日月のように張り出したラインになることがあります。ただし前方への張り出しが「適度な量」であれば、鼻先と顎先を結んだライン(Eライン)が整いやすく、輪郭にメリハリのある横顔になりやすいです。この場合は顎が長いことがマイナスに働かないどころか、むしろシャープな印象につながることもあります。

同じ「顎が長い」でも見え方は大きく異なり、またそれに合わせて適した施術も変わってきます。

〇「顎が長い=美人ではない」わけではありません

上でまとめた通り、例えば顎先が適度なボリューム感で前方に伸びている状態であれば、顎が長くても施術が不要となることもあります。顎に適度な長さがあることで横顔に立体感が生まれ、大人っぽくシャープな印象に見えることもあるためです。

またEラインの観点からいえば、顎が小さすぎても美しい横顔にはなりません。顎先が短く後退していると、口元が前に出て見え(いわゆる口ゴボ)、横顔のバランスが崩れてしまいます。横顔の美しさを求めるのであれば、顎にはある程度の大きさが必要なのです。

ですので患者様から「顎が長いので出来るだけ短くしたい」というご相談を頂いても、全体のバランスを考慮して平均よりも少し長めの顎に仕上げることもしばしばあります。特に男性の患者様では、平均よりも少し長めにすることで男性らしさをアピールする要素になることもあるため、ご本人と相談の上で長さを調整しています。

※ちなみにインターネット上には「顎が長い人の性格」といった内容の記事も見られますが、顎の形状と性格や運勢に医学的な関連はもちろんありません。

〇その見え方の原因は、骨・脂肪・たるみのどれか

ご自身の顎がどのタイプに当てはまるのかの目安を以下にまとめてみました。あくまで個人差があるため参考値にはなりますが、原因をある程度絞り込むことはできるでしょう。

顎が長く見える原因のセルフチェック

確認方法 結果 考えられる主な原因
子どもの頃の写真と比べる 昔から顎が長い 骨格
大人になってから長くなった 脂肪・たるみ・むくみ
顎下を軽くつまむ しっかり厚みがある 脂肪
ほとんどつまめない 骨格
上を向いてフェイスラインを見る すっきりする たるみ
変わらない 骨格
朝と夜で見え方を比べる 夜のほうが気になる むくみ
ほとんど変わらない 骨格
体重が5kg増減したとき 顎まわりも変わる 脂肪
変わらない 骨格

「骨格」に該当する項目が多い場合、セルフケアでの変化は難しいかもしれません。反対に脂肪・たるみ・むくみに該当する項目が多いなら美容医療以外の方法でも改善が期待できます。より正確な数値で確認したい方は、実際に顎の長さを測ってみることをおすすめします。

〇顎の長さの目安(詳しい平均・測り方は別ページ参照)

日本人の顎の長さの平均は、女性で3.5cm、男性で3.8cmです。

ただし「何センチ以上が長い」という医学的な診断基準はなく、顔全体との比率で判断するほうが実態に近くなります。ご自身の顎が長いかどうかを判断する上で目安となる数値は、日本人の場合は平均が、女性で3.5cm、男性で3.8cmとなります。(顎の長さは「下唇の下から顎先までをまっすぐ測った長さ」のことです)

とはいえ、「何センチ以上が長い」という医学的な診断基準があるわけではありません。顔全体が大きめの方であれば顎も比例して長くなるのが自然ですから、数値そのものよりも顔全体との比率で判断するほうが実態に近くなります。

正しい測り方、指を使った簡易チェック、数値別の判定チャート、部位別の距離の目安については、別ページで詳しくまとめています。ご自身の顎の長さを正確に知りたい方は、先にそちらをご覧ください。

〇実際には、「顎の長さ」よりも「顔全体のバランス」が重要

顎が長くても、その他のパーツとの比率が美しければ顔全体のバランスはよく見えます。実際の美容医療の現場では、数値よりも「顔全体のバランス」を重視して整えることが多くなります。

日本人における「顎の平均の長さ」についてお伝えしましたが、当院で行っている美容整形でも、患者さんと相談の上で平均的な顎の長さよりも長めに仕上げるなど、一人ひとりのお顔のバランスやイメージにあわせて微調整を行っていることがほとんどです。つまり、顎が長くてもその他のパーツとの比率が美しければ、顔全体のバランスもよく見えるということ。そのため実際の美容医療の現場では、どちらかというと「顔全体のバランス」を重視して整えることが多いです。

〇美しく見える「顔の黄金比率」は「1:1:1」

顔の黄金比率のイラスト

言葉で説明するよりも実際にイラストを見ていただく方が分かりやすいかと思いますが、顔は、以下の比率になっている状態が最も美しいと言われています。また鼻下については下唇がちょうど真ん中にあると美しく見えます。

顔の黄金比率

髪の生え際~眉頭の下:眉頭の下~鼻の下(中顔面):鼻の下~顎先 1:1:1
鼻の下~下唇の下:下唇の下~顎先 1:1

上のように「顎の長さ」だけではなく「顔の各パーツ」との比率を確認することで、「顔のバランス」をより包括的に把握することができます。顎が長いと悩んでいる方は、長さとあわせて「全体のバランス」を一度チェックしてみるとよいでしょう。

〇横顔美人の基準「Eライン」とは

Eライン(エステティックライン)のイラスト

顎については、顔を横から見た際のバランスについても黄金比があります。横顔美人の基準に「Eライン(エステティックライン)」と呼ばれるものがありますが、これは鼻先と顎先を結んだ直線内のことで、このラインの中に口先が収まっている状態ですと、横顔が理想の美しいラインであると言われています。

そのため、顎を小さくしたい、目立たなくしたいというご相談をいただくことは多いですが、小さすぎても綺麗なEラインにはなりません。横顔美人を目指すのであれば、ある程度の顎の大きさは必要になります。人差し指を鼻先と顎先にくっつけてみると、綺麗なEラインになっているか確認できるので一度試してみてください。

顎を短くする方法はある?

顎を短くする方法は、「自力で短くする・短く見せる方法」と「矯正術や美容医療を活用する方法」に分かれます。ここまで顎の理想的な長さや顔全体の黄金比(バランス)についてまとめてきましたが、ここからは、実際に顎を短くする方法について具体的に紹介していきます。

顎を短くする方法① 自力で顎を短くする・小さくする


自力で顎を短くするなら、以下の4つを試してみてください。

①メイク
②髪型
③セルフケア
④日常生活の癖を治す

メイクや髪型は顎を短くするのではなく顎を「短く見せる」方法ですが、思い立ったときにすぐに取り組めるのが最大の魅力です。また、マッサージなどのセルフケアを取り入れたり、日常生活の癖を見直したりすることで、顎の長さが改善される場合もあります。(それぞれについては、一つ下の段落でより詳しい解説をしたいと思います)

顎を短くする方法② 矯正術や美容医療を活用する


歯並びや骨格が原因で顎が長くなっている場合は、美容医療などを頼ってみるのもよいでしょう。顎を短くする様々な方法があるため、自分にあった方法を見つけてください。

①歯列矯正
②小顔矯正
③美容整形

顎を短くする方法① 自力で顎を短くする・小さくする

それでは改めて、自力で顎を短く見せる方法についてより具体的に紹介しますね。

〇自力で顎を短く見せる方法 【メイク編】

手軽に顎を短く見せられるのがメイクです。
6つのポイントをご紹介するので、ぜひ毎日のメイクに取り入れてみてください。

【眉毛】 顎を短く見せるなら、眉毛は「太く短く」

眉毛を太く短くはっきりと描くことで、目線が顔の上部に集中します。また、太く描くことで目と眉毛の隙間が狭くなり、顔の縦幅が短く見える効果も期待できます。眉毛を太くする際は、眉毛の上ではなく下部分を描き足すようにしましょう。アーチ眉は面長が強調されるので、平行眉を意識するのもポイントです。

【涙袋&下まぶた】この部位のメイクは念入りに!

下まぶたのメイクを念入りにすることで、目と口までの距離が短く見えます。そうすると顔全体の長さも自然と短く見えるのです。下まぶたには涙袋を作り、ラメをのせるのもよいでしょう。下まぶたのメイクをしっかりする場合は、上まぶたのメイクを控えめにすることが大切です。

【唇】リップは濃い色が◎

いつもよりちょっぴり濃い目のリップをつけることで、顎から視線を外すことができます。メイクの主役をリップにしてみるのもよいでしょう。赤リップやツヤのあるグロスをつけてみるのもおすすめです。

【フェイスライン】必須!シェーディングは忘れずに

シェーディングを使うことで、顔を小さく見せたり顎を短く見せたりする効果が期待できます。フェイスライン・髪の生え際・こめかみに重点的になじませてみましょう。ただし、濃すぎると不自然になってしまうため、しっかりとぼかすようにしてください。

【目周り】眉間や目の周りにはハイライトを

ハイライトを眉間や目の周りに入れることで、視線を顔の上部に持ってくることができます。いつも鼻筋に入れているという方は顔の縦幅が強調されてしまうため、短めに入れるとよいでしょう。

【頬】チークは横長にシュッと

チークを横長に入れることで、顔の縦の長さを分断する効果が期待できます。小顔にするために頬からこめかみに向かって斜めにチークを入れている方は多いですが、縦ラインが強調されてしまうため、顎を短く見せたい場合は横長に入れることを意識しましょう。

〇自力で顎を短く見せる方法 【髪型編】

顎を短く見せる方法には、メイクの他に髪型を変える方法があります。ここでは3つのポイントにまとめてみましたので参考にしてみてください。

【顔周りのヘア】前髪は必須!

前髪があると顔の面積が小さく見えるため、顎も短く見えます。前髪がないと縦ラインが強調されて面長なイメージになってしまうため、顎を短く見せたい人は注意してください。少し厚めの前髪をサイドに流すのがおすすめです。

【全体のイメージ】トップにボリュームを

トップにボリュームのある髪型にすると、目線が顔の上部分に集中します。その結果、顎の長さが目立ちにくくなるため、トップがふんわりとした髪型をオーダーしたり、毎日のスタイリングでトップにボリュームを出したりするとよいでしょう。

【髪の長さ】ショートヘアがおすすめ

ショートヘアは顔全体のバランスを取りやすく、顎の長さが目立ちにくくなるためおすすめです。マッシュヘアやひし形シルエットのミディアムストレートなどもよいでしょう。

〇自力で顎を短くする方法 【セルフケア編】

ここで紹介する顎を短くするためのセルフケアは、毎日取り組めそうな簡単なものばかりです。よろしければ生活に取り込んでみてください。

ただしセルフケアで改善が見込めるのは、むくみが原因で顎まわりがもたついて見えている場合です。骨格や、すでについてしまった脂肪そのものが、マッサージによって変化することはありません。むくみが関係している方においては、続けることで見え方が変わってくる可能性が十分にあります。ご自身の原因に照らして取り入れてみてください。

リンパマッサージ

むくみが原因で顎付近がもたついて見えたり、顎が長く見えることがあります。この場合、リンパマッサージで顎まわりの老廃物や水分を流すことでむくみが解消されます。血行促進作用もあるため、肩こり解消にも効果が期待できるでしょう。

  1. 手のひらを耳の後ろにあて、肩に向かって5回ほど流す
  2. こめかみに指をあて、顎に向かって10回ほどなでおろす

エクササイズ

さらに表情筋を鍛えることでむくみを解消し、顎を長く見せることができます。マッサージと同時に行うのがおすすめです。

  1. 姿勢を正し、舌を前に突き出す(5秒キープ)
  2. 上下左右に舌を伸ばす(それぞれ5秒キープ)
  3. 舌を出し口の周りでぐるぐる回す

〇セルフケアで変えられること・変えられないこと

セルフケアの位置づけを、あらためて整理します。セルフケアは「日々のコンディションを整えるもの」であって、「骨格や脂肪量を変えるもの」ではありません。もし2~3か月ほど続けてみて変化を感じられない場合は、原因がむくみではない可能性も高いです。

セルフケアで期待できること

  • むくみの改善
  • 血行の改善
  • 姿勢や日常生活の癖
  • 表情筋の維持

セルフケアでは変えられないこと

  • 顎の骨の長さ・形
  • 脂肪の量
  • 加齢によって生じたたるみ
  • 歯並び・噛み合わせ

〇自力で顎を短くする方法【日常生活編】

口呼吸をやめて鼻呼吸を意識すること、食事の噛み癖・寝るときの姿勢・頬杖を見直すことが、顎まわりのコンディションを保つポイントです。

日々の何気ない行動は、長年続けることで身体によくない癖になることもあります。日常生活を少しだけ見直すこともポイントです。

口呼吸をやめる

普段から口呼吸をしていると、口が開きっぱなしになり下顎や舌の位置が下がってしまいます。その結果、口周りの筋肉がうまく機能しなかったり、顎まわりの印象が変わってきたりすることがあると考えられていますので、鼻呼吸をするよう心がけてください。寝るときに口にサージカルテープを貼ってみたり、「あいうべ体操」を取り入れたりするとよいでしょう。あいうべ体操は、「あー、いー、うー、ベー」と口や舌を大きく動かして口輪筋を鍛える体操です。継続することで、口呼吸の改善につながるとされています。

なお、これらの癖と顎の骨格の変化との因果関係は、現時点ではっきりと証明されているわけではありません。特に成長が完了した成人の方の場合、癖を直したからといって骨の形そのものが変わるとは考えにくいため、「これ以上悪化させないための習慣」として捉えていただくのが現実的です。

日常生活における癖を見直す

日常生活の癖を見直すことは、顎まわりのコンディションを保つうえで役立ちます。特に気をつけたい3つのポイントをご紹介するので、ご自身の生活を見直してみてください。

見直したい3つの癖

場面 見直したいポイント
食事 片側だけで噛む癖があると、よく使う側の顎や咬筋が発達しやすくなり、左右差として現れることがあります。鏡で確認しながら、左右バランスよく噛むことを心がけましょう
寝方 横向きで寝ると、枕側の顎に継続的に力がかかります。顎まわりのバランスに影響する可能性があるため、寝るときはできるだけ上を向くようにしましょう
頬杖 頬杖をつくと顎のどちらか片方に継続的な力がかかります。左右のバランスに影響する可能性があるため、癖のある方は見直してみてください

〇顎を短くする方法【歯列矯正編】

歯並びが整うことで、結果として顎まわりの見え方が変わることがあります。ただし副次的なものであり、必ず顎が短くなるというわけではありません。

顎が長い・顎が大きい原因の一つに、歯並びの悪さがあります。歯列矯正は歯並びを整えることが目的ですが、歯並びが矯正されると同時に、顎が短くなることもあります。ただし歯並びとあわせての「副次的な産物」としての効果ですので、必ず顎が短くなるというわけではない点はご注意ください。

〇顎を短くする方法【小顔矯正編】

小顔矯正は整骨院やエステサロンなどで行われている施術です。医療機関で行う医療行為ではなく、効果について医学的に確立された根拠があるとはいえません。骨格そのものに変化を出すものでもありません。

小顔矯正は、整骨院やエステサロンなどで行われている施術です。血行を促してむくみを軽減したり、顔まわりの状態を整えたりすることを目的としています。むくみが原因で顎まわりがもたついて見えている場合には、施術後にすっきりとした印象になることもあるようです。

ただし、これらは医療機関で行う医療行為ではなく、効果について医学的に確立された根拠があるとはいえません。また、骨格そのものに変化を出すものでもありません。「骨格を矯正して顎を小さくする」といった説明を受けた場合は、骨がそのような施術で動くことはないという点を踏まえたうえでご判断ください。

受けられる場合は、施術内容や料金体系をよくご確認のうえ、ご自身の判断でお選びいただければと思います。

美容医療で顎を短くする方法

美容医療で顎を短くする方法

セルフケアでは変化がない、という方は、美容医療を検討いただいてもよいかもしれません。特に注入・注射やマシン治療はメスや手術を伴わずに変化を出しやすい施術です。これらの施術で顎の骨そのものが短くなることはありませんが、顎が長く見える原因が脂肪・たるみ・むくみ・唾液腺にある場合は、切らない施術でも顎の見え方が変わる可能性があります。

手術による方法は、顎が長く見える原因そのものを体外に取り除くことができるため、よりしっかりと顎の見た目に変化が生じやすいです。

〇骨の長さそのものは変わりません

ただし注意点として、これらの施術で「顎の骨そのもの」が短くなることはありません。骨の長さを変えられるのは、骨を切る・削るという外科的な処置だけです。時々ネットやSNSで「切らずに顎を小さくできます」という説明を目にすることがありますが、その場合に変化しているのは骨ではなく、骨の外側にある脂肪・皮膚・筋肉です。ただし骨にアプローチはできずとも、これらの施術でも顎の長さを短く見せることは十分にあり得ます。以下、原因別にご紹介します。

〇顎下の脂肪が原因の場合

顎の下をつまんだときにしっかりと厚みがある方は、脂肪が顎まわりのボリュームの原因となっている可能性があります。この場合、下顔面が縦にも横にも大きく見えやすくなります。

顎下の脂肪の治療法(当院の場合)

施術 特徴 料金
カベリン注射
(脂肪溶解注射)
注射のみで、切開は不要です。複数回の施術が基本となります。 8cc 33,000円
FatX Core
(脂肪溶解注射)
同じく注射による脂肪溶解の施術です 10cc 44,000円
顎下の脂肪吸引 ごく小さな切開が必要ですが、一度でしっかり変化を出しやすい施術です。 通常(シリンジ法)77,000円
ベイザー・アキーセル使用 154,000円

脂肪溶解注射は切らずに行える一方で、変化はゆるやかで効果を実感するまでには複数回を要します。脂肪吸引は小さな傷ができますが、一度の施術で得られる変化は大きくなります。どちらが向いているかは脂肪量などで変わってきますので、診察の際に具体的にご提案しています。

リスク・副作用として、脂肪溶解注射では注射部位の腫れ・赤み・内出血・痛み・熱感など、脂肪吸引では腫れ・内出血・痛み・むくみ・一時的な硬さ・左右差などが生じることがあります。いずれも効果の程度には個人差があります。

〇顎下のたるみが原因の場合

普段は顎が長く見えるのに、顔を上向きにするとすっきりする方や、40代を過ぎた頃から顎の長さが気になり始めた方については、たるみが関係している可能性があります。

顎下のたるみの治療法(当院の場合)

施術 特徴 料金
ウルセラリフト 超音波を用いた引き締めの施術です 顎下 77,000円
ソフウェーブ
(超音波)
超音波による引き締めの施術です 顎下 40ショット 44,000円
サーマクールFLX 高周波による引き締めの施術です 全顔または首
1回/300ショット 154,000円
アグネス
(高周波)
顎下のたるみに用いる高周波の施術です 顎下のたるみ 132,000円
シルエットリフト
(糸リフト)
糸で頬全体・輪郭を引き上げます 両側8本
スタンダード 220,000円
骨膜固定法 330,000円
ペリカン手術
(顎下のたるみ取り)
顎下のたるみに対する手術です 330,000円
魔女顎手術
(顎先のたるみ取り)
顎先のたるみに対する手術です 口腔内切開法 220,000円
皮膚切開法 330,000円

〇唾液腺の張り出しが原因の場合

唾液腺とは唾液を作る器官で、この組織が何らかの原因で通常よりも肥大していると、顎下に膨らみ・張り出しができて顎が長く見えたり大きく見えることがあります。顎の下の膨らみが、脂肪でもたるみでもない場合は唾液腺(顎下腺)が発達している可能性もあります。

唾液腺の治療法(当院の場合)

施術 特徴 料金
唾液腺ボトックス 唾液腺の張り出しを目立ちにくくします 顎下腺(両側・2部位)
55,000円
唾液腺(顎下腺)切除 顎下腺そのものを切除する手術 330,000円

ボトックス注射の効果は永続的なものではなく、一定期間で元に戻ります。継続をご希望の場合は繰り返しの施術が必要です。また注射部位の内出血・腫れ・左右差などが生じることがあります。

〇エラの張り(横幅)が気になる場合

「顎が大きい」というお悩みの中には、縦の長さではなく横幅が気になっているケースが含まれます。エラの部分が横に張っている場合、その原因が咬筋(噛むときに使う筋肉)の発達であれば、ボトックス注射で目立ちにくくできることがあります。

エラ張りの治療法(当院の場合)

施術 特徴 料金
エラボトックス
(ボトックス・ビスタ)
咬筋の過発達をボトックスで抑えます 55,000円

ボトックス注射の効果は永続的なものではなく、一定期間で元に戻ります。継続をご希望の場合は繰り返しの施術が必要です。またエラ張りの原因が筋肉ではなく骨(下顎角)の場合はボトックスでは変化しません。骨が原因の場合は骨切りが適応になります。なお骨切りは、横から見てエラが張っている際にはエラ骨(下顎角)の骨切り・骨削りになるのですが、正面から見てエラが張っている際はエラ体部(外板)切除・削りが適応になります。

〇「顎先を前に出してEラインを整える」という選択肢

意外に思われるかもしれませんが、顎が長いというお悩みの解決策が「顎先を前に出すこと」である場合があります。

顎が長く、かつ顎先が後方に引っ込んでいる方の場合、顎の長さを短くするよりも、顎先に前方向のボリュームを出したほうが、横顔のバランスが整い、結果として顎まわりがすっきりして見えることがあります。この目的で用いられるのが、ヒアルロン酸やレディエッセ、プロテーゼなどになります。

顎先にボリュームを出す治療

施術 特徴 料金
あごヒアルロン酸 顎先にヒアルロン酸を入れて形を整えます 1回 77,000円
あごレディエッセ 顎先にレディエッセを注入して形を整えます 1.5cc 77,000円
あごプロテーゼ 顎にプロテーゼを挿入して形を整えます 220,000円

これらの施術は顎先を前方に出す・ボリュームを足すためのものであり、顎を短くするものではありません。むしろ入れ方によっては顎が長く見えてしまうこともあるため、「顎先が後退している方」に限って有効な選択肢とお考えください。

また、ヒアルロン酸・レディエッセの効果は永続的なものではなく、時間の経過とともに吸収されていく他、注入部位の腫れ・内出血・左右差・しこりなどが生じることがあります。またシリコン製のプロテーゼは長期経過の中で位置ズレ等が生じることがあります。

美容医療を選ぶ際の留意点

美容医療を選ぶ際の留意点

切る施術、切らない施術いずれであっても、美容医療で顎先の長さを変える際には以下のような点に留意するとよいでしょう。特に、初めて美容医療を受ける方はぜひご覧ください。

〇原因にあった施術を選ぶことが大前提です

「SNSで人気だから」「インフルエンサーが紹介していたから」といった理由で施術法を選んでしまうと、ご自身の顎が長く見える原因には適しておらず、期待していたような結果が得られないこともあります。上で述べた通り、顎の長さには骨格や脂肪、たるみなど複数の原因が考えられるため、原因を正しく見極めた上で、ご自身の症状に適した治療を受けることが大事です。

〇手軽な施術は回数や継続が必要です

ボトックスやヒアルロン酸、マシンによる治療ははダウンタイムが少なく手軽な施術ですので、まずトライアル的に効果を見てみたい、できるだけリーズナブルに効果を得たい、はという際に適した施術です。ただしその反面、一定期間で効果が薄れたり複数回の施術が必要になることがほとんどです。「1回の治療でしっかりと改善したい」際には手術が適していることもあるため、ご自身の仕上がりイメージをもとに医師と相談するようにしてください。

〇リスク・副作用について

同じ施術でも、皮下組織の状態や年齢によって変化の程度は異なります。またいずれの施術も赤み・腫れ、熱感などのリスクがゼロではありません。施術前に必ずご説明いたしますが、この点は事前にご留意いただければと思います。

未成年・成長期の方へ(中学生・高校生のお悩み)

顎の場合、形や長さについて悩み始めるのが思春期前後という方が少なくありません。そのため中学生・高校生の方や親御様からご相談をいただくこともあります。

ただし成長期は顎の形も顔全体のバランスも変化し続けていることが多いため、当院ではこの時期における手術は基本的にお勧めしていません。どの施術も、骨や組織の成長がある程度進んだ高校生以上の方を対象としており、未成年の方の場合は保護者の方の同意を必須としています。

〇成長期の方が取り組めること

姿勢と口元の癖を見直す
口呼吸、頬杖、片側だけで噛む癖などは、この時期に整えておく価値があります
歯並び・噛み合わせの治療
噛み合わせが影響している場合、成長期のほうが選択肢が広いことがあります。この場合はまずは歯科・矯正歯科にご相談ください

〇保護者の方へ

美容医療の施術は、未成年の場合は保護者の方の同意が必要です。また診察では、ご本人の希望とあわせて、身体の成長段階や骨格の状態を実際に確認した上で、施術を行うのが適切なタイミングかどうか診断しております。場合によっては「まだ手術は早い」とお伝えすることもありますがが、そういった部分も含めて一度ご相談抱ければと思います。写真による無料相談やオンライン診療も行っております。

顎そのものを短くする方法

顎そのものを短くする方法

顎が長く見える原因で最も多いのが骨格(顎の骨)です。輪郭整形(骨切り術)は、顎の骨そのものを切ったり削ったりすることで顎の長さに変化を出す施術です。

輪郭整形は、数ある施術の中でも短期間で大きな変化を感じやすい施術ですので、顎が長い原因が骨にあり、一度の施術でしっかりと変化を出したいという際には、効果には個人差があるものの、輪郭整形がやはりお勧めとなります。

輪郭整形(骨切り)にはいくつかの術式がありますが、顎先の長さを調整する方法としては主に以下が適しています。

〇おとがい形成(おとがい骨切り術)

顎を短くする・顎を小さくする場合、顎先の骨を小さくする「おとがい形成(おとがい骨切り術)」を行うことが多いです。この手術にはいろいろな手法があり、一人ひとりの顎の骨格の状態や仕上がりイメージにあわせて適した方法で施術を行います。
>おとがい形成の詳細はこちら

あくまで一例とはなりますが、顎を単純に小さくしたい・短くしたいという場合は、おとがい水平骨切り術、顎を短くすると同時にVラインのシャープな輪郭に整えたいという際には、おとがい垂直骨切り術やおとがい結節部骨切り術、さらに下顎下縁形成術との併用(Vライン形成)が適していることが多いです。

① おとがい水平骨切り術

おとがいの骨(下顎骨)を水平方向に2か所で骨切りし、切り抜いた真ん中部分の骨を抜き取って、顎の長さや位置、段差を調整します。

こんな方に

  • 長い顎を短くしたい
  • 出っ張った顎を引っ込めたい
  • 引っ込んだ顎を前に出したい
  • 顎の左右差を整えたい方
おとがい水平骨切り術のイラスト

② おとがい垂直骨切り術

下顎骨を垂直に骨切りし、左右の顎を真ん中に寄せる施術です。

こんな方に

  • 顎先をほっそりとVラインにしたい
  • 小顔になりたい方
おとがい垂直骨切り術のイラスト

③ おとがい結節部骨切り術

おとがい(顎先骨)と下顎下縁がつながる部分を骨切りし、顎先をV字に細くする施術です。①②と併用して行うことがほとんどです。

こんな方に

  • 顎先をV字に細くしたい方
おとがい結節部骨切り術のイラスト

④ 下顎下縁形成術

おとがい形成と併用する形で行います。顎先からエラ(下顎角)手前までのフェイスライン下部の骨を削合する施術です。

>下顎下縁形成術の詳細はこちら

こんな方に

  • 顎先だけでは理想のラインにならない方
  • フェイスライン全体に張り出しが強い方
下顎下縁形成術のイラスト

③④は①②と組み合わせて行うことが多く、「おとがい垂直骨切り術+下顎下縁形成術」「おとがい結節部骨切り術+下顎下縁形成術」といった複合施術(Vライン形成術)としてご提案することもあります。さらにエラ(下顎角)の骨切り術を併用することで、顎先から耳下までのフェイスライン下部を全体的にシャープなVラインに見せることも可能です。

「顎先の骨切り」術といっても、実際は上のように様々な術式があります。そのため施術を行う際には、事前にカウンセリングや診察で症状を確認し、さらにCT検査などで実際の骨格の様子を確認した上で、仕上がりイメージをヒアリングして具体的な手法をご提案しています。細かなライン調整や段差調整をご希望の際には、別途費用がかかることもありますので、詳細はカウンセリングの際にご相談下さい。
>おとがい(あご)骨切り術:施術の詳細・料金はこちら

〇当院のおとがい形成術の3つの特徴

  1. 3D画像で術後のシミュレーションを実施
  2. キャリア30年超の院長が手術を担当
  3. 機能面と審美面の両方にこだわった施術を提供

当院の輪郭整形・小顔整形では、美容外科・形成外科分野で30年以上の経験をもつ院長が全ての施術を担当しています。さらに、より患者さまに安心して施術に臨んでいただけるように、施術前に仕上がりイメージを立体的に確認できる「3D画像シミュレーション」も実施しております。これはご自身の写真をもとに作成するシミュレーションで、非常に精度の高いものになっています。

〇おとがい形成による顎短縮の症例写真


おとがい形成の症例写真

この方は実際にはおとがい形成の他に、外板切除、頬骨骨削り(体部・弓部)、下顎下縁形成術も行っているのですが、ここでは顎先の変化をクローズアップしてご紹介いたします。顎先についてはおとがい水平骨切りで骨を中抜きし、顎の長さを短くすると同時に後方に少し移動しています。骨切りは最大幅8㎜で切除しました。

しゃくれた顎をおとがい形成で改善した症例写真

前方へ顎が長い状態(しゃくれた顎)をおとがい形成で改善した症例です。おとがい水平骨切りで顎の長さを短縮し、さらに後方に移動してしゃくれた顎を改善しています。

<症例に関する情報>
治療名:おとがい形成 費用:330,000円 リスク、副作用:腫れ、内出血、感染、左右非対称、知覚神経麻痺など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

〇おとがい形成の詳細情報

施術名 おとがい形成
所要時間 約1時間半
麻酔 全身麻酔もしくは静脈麻酔
施術の痛み 麻酔を行う際の注射の痛み
通院 術後14日目に口腔内(切開部)の抜糸を行います
ダウンタイム 腫れと内出血がひくまで約1ヶ月間(個人差があります)
持続性 半永久的
リスク・副作用 術後に腫れ、内出血、痛み、痺れが生じることがあります。いずれも1か月程度で次第に落ち着きます。またごくまれに感染、知覚異常、組織壊死などの合併症が生じることがあります

〇顎を短くする施術の費用一覧

顎を短くする施術の費用一覧

おとがい形成術 骨削り 220,000円
骨切り 330,000円
下顎下縁形成術 通常 660,000円
モニター 605,000円
Vライン形成 おとがい形成術+下顎下縁形成 1,320,000円

併用治療・オプション

ペリカン手術
(顎下のたるみ取り)
1回 330,000円
唾液腺切除追加 +220,000円
魔女顎手術
(顎先のたるみ取り)
口腔内切開 220,000円
皮膚切開 330,000円
オトガイ形成との併用時 110,000円
顎下の脂肪吸引 通常(シリンジ法) 77,000円
ベイザー・アキーセル使用 154,000円
ベクトラ
(3D画像シミュレーション診断)
1回 3,300円

皮膚や皮下組織の状態によっては、顎の骨を短くすると、皮膚や皮下組織が余ってたるみが生じてしまうことがあります。このような際には、皮膚・皮下組織によって顎が長く見えるのを防ぐために上のような併用施術をご提案することがあります。お一人ひとりの状態によって施術プランは異なるため、併用の必要性などは実際に診察した際に個別で具体的にお話をさせていただきます。

  • 別途、初診料1,100円(再診料1,100円)がかかります
  • 麻酔代(静脈麻酔110,000円/全身麻酔220,000円)、採血代5,500円が別途必要となります
  • 細かなライン調整や段差調整をご希望の際には、別途費用がかかることもあります
  • 記載料金は予告なく変更することがございます。カウンセリング・診察時にご提示したお見積の有効期間は、提示日より3か月とさせていただきます
  • 本施術は自由診療(保険適用外)です。

〇おとがい形成後の過ごし方

痛み止め 抗生剤を処方します。痛みが気になる際に服用してください
シャワー・洗髪 手術当日から可能です
洗顔・メイク 手術翌日から可能です
食事 手術翌日から可能ですが、口の中に傷があるため、2日程度はゼリー食など出来るだけ柔らかいものを食べ、また刺激物や熱いものの摂取はお控えください。術後2週間ほどは極端に辛いものなど刺激が多いものは避けてください
運動など 手術を行った部位の組織はゆっくりと癒着して硬くなっていきます。極端に硬い食べ物を食べたり、激しいスポーツなど血流がよくなる行為はできるだけ避けてください
術後の固定 患部の腫れや内出血をできるだけ軽減するため、術後1週間ほどは顎部分をテープで固定します

顎を短くする方法に関連するよくある質問

顎を短くする方法に関連するよくある質問

顎を短くする方法に関連して、セルフケアから美容医療まで、良くいただくご質問について以下にまとめます。あくまで個人差がありますので、個別の適応は医師のカウンセリングでご確認ください。

自力で顎を短くすることはできますか?
顎が長く見える原因によって答えが変わります。むくみが原因の場合は、マッサージや生活習慣の見直しで見た目の印象が変わることがあります。脂肪が原因の場合も、体重管理によって多少の変化が出ることがあります。一方、骨格が原因の場合、自力で顎の骨を短くすることはできません。骨は手で押したりマッサージしたりすることで形が変わる組織ではないためです。子どもの頃からずっと顎が長い、朝と夜で見え方が変わらない、顎下をつまんでも厚みがない、という方は骨格による可能性が高いといえます。
マッサージで顎を1cm短くすることはできますか?
マッサージによって顎の骨の長さが変わることはありません。ただし、むくみが原因で顎まわりがもたついて見えている方の場合、余分な水分や老廃物が流れることで見た目の印象が変わることはあります。これは骨が短くなったのではなく、むくみが取れて本来の輪郭に戻ったということです。そのため、変化の幅はもともと溜まっていたむくみの量が上限になり、やめれば元に戻ります。続けても変化がない場合は、顎が長い原因がむくみではない可能性が高いといえます。
顎を短くするために、毎日できる習慣はありますか?
むくみが原因の方には、次のような習慣がおすすめです。塩分やアルコールを控えめにする、湯船に浸かって血行を促す、睡眠を十分にとる、片側だけで噛む癖や頬杖を見直す、口呼吸ではなく鼻呼吸を意識する、といったことです。入浴後にやさしくリンパマッサージを行うのもよいでしょう。ただし、これらはむくみのコントロールと悪化予防のための習慣であり、骨格そのものを変えるものではありません。2~3か月続けても変化を感じられない場合は、原因が別のところにある可能性があります。
切らずに顎を短くすることはできますか?
切らない施術には注射やマシン治療、糸リフトなどがありますが、顎が長く「見える」原因が脂肪・たるみ・むくみ・唾液腺の張り出しにある場合は、脂肪溶解注射や機器治療、糸リフトなどの切らない選択肢で見え方が変わる可能性があります。ただし骨格が原因で顎が長く見える際には、上のような施術で変化を得ることは難しいです。原因がどれにあたるかを確認した上での判断となります。
ボトックスで顎を短くできますか?
ボトックスで顎の骨を短くすることはできませんが、梅干しじわの原因となるオトガイ筋が発達していると、顎先の皮膚に凹凸が生じたり横に大きく見えることがあります。このような際には顎ボトックスを行うことで顎先の長さを多少改善することが可能ですが、根本的な原因が骨や皮膚など別の組織にある場合は、それらを狙った治療を行うほうがよりしっかりと効果を得られることが多いです。
ヒアルロン酸で顎を短くできますか?
ヒアルロン酸は組織にボリュームを足す製剤ですので「顎を短くする」目的では使用しませんが、顎先が後方に引っ込んでいる場合は、顎先にヒアルロン酸を注入することでEラインが整い、結果として顎まわりがすっきり見えることがあります。
骨切り手術で顎はどのくらい短くできますか?
移動させる距離には、骨の状態やご希望によって個人差があります。3mm程度のわずかな微調整にとどめることもあれば、1cm以上動かすこともあります。どこまで動かせるかは、顎の骨の厚み、神経(おとがい神経)の位置、皮下組織の状態などによって変わります。また、顎先の骨を短くすると、皮膚や皮下組織の状態によっては顎下の皮膚が余ってたるみが生じることがあるため、必要に応じてたるみへの処置を同時に行うこともあります。併用治療の有無については、事前にCT検査で骨格の状態を確認し、必要な際には3D画像シミュレーション(ベクトラ/別途3,300円)で仕上がりのイメージをご確認いただきながら施術内容を決めていきます。
顎を短くする手術のダウンタイムはどのくらいですか?
腫れと内出血がひくまで、おおよそ1ヶ月間が目安です(個人差があります)。術後7日目に口腔内の抜糸を行います。洗顔・メイクは翌日から可能です。食事も翌日から可能ですが、2日程度はゼリーなど柔らかいものを、また術後2週間ほどは極端に熱いもの・冷たいもの・硬いもの・辛いものを避けてください。術後1週間ほどは顎部分をテープで固定します。術後に腫れ、内出血、痛み、痺れが生じることがありますが、いずれも1か月程度で次第に落ち着きます。またごく稀ではありますが、感染、知覚異常、組織壊死などの合併症が生じることがあります。
中学生・高校生でも顎を短くする手術は受けられますか?
成長期の間は、顎の骨も顔全体のバランスも変化し続けることが多いです。骨が成長を続けている段階で骨切り手術を行うと、その後の成長によって仕上がりが変わってしまう可能性があるため、当院では成長期の方への骨の手術は積極的にはご案内しておりません。まずは姿勢や口元の癖を見直すこと、噛み合わせが気になる場合は歯科・矯正歯科にご相談いただくこと、その他、髪型などで印象を変えることから始めていただければと考えています。また未成年の方が施術を受けられる場合は、保護者の方の同意が必要です。
歯列矯正で顎の長さは変わりますか?
歯並びや噛み合わせが原因で顎が長く見えている場合、矯正によって噛み合わせが整うことで、結果として顎まわりの見え方が変わることがあります。ただし歯列矯正はあくまで歯並びを整えることが目的であり、顎の長さの変化は副次的なものです。必ず顎が短くなるというわけではありませんので、骨格そのものに大きな問題がある場合は、外科矯正(顎変形症の治療)が必要になることもあります。まずは矯正歯科でご相談ください。

顎の長さでお悩みの際はご相談ください

顎の長さでお悩みの際はご相談ください

顎が長く見える原因は、顎先の骨の長さによることが多いですが、それ以外にも脂肪やたるみ、むくみ、歯並びなどが関係していることがあります。

また原因によって改善方法は大きく異なり、むくみならご自宅で行うマッサージなどのセルフケア、脂肪やたるみが原因なら脂肪吸引やマシンによる引き締め治療、骨格であれば骨切り(輪郭整形)が選択肢となります。今回は長い顎を短くする方法について原因別に解説しましたが、最後に要点を整理します。

  • 顎が長く見える原因は骨格・脂肪・たるみ・むくみ・歯並びのいずれか
  • むくみが原因なら、セルフケアや生活習慣の見直しで変化が期待できます
  • 脂肪が原因なら、脂肪を減らす治療(脂肪吸引や脂肪溶解注射など)が選択肢になります。
  • たるみが原因なら、たるみを引き締めたり除去する治療(ウルセラ・サーマクール等のマシンやペリカン手術・魔女顎手術など)選択肢になります
  • 骨格が原因なら、骨にアプローチする骨切り(輪郭整形)が必要になります。

繰り返しになりますが、セルフケアであれ美容医療であれ、変化を得るためには「原因にあった対策」を行うという点が前提になります。顎が長い原因が骨格なのに、何年もマッサージを続けても、残念ながら変化はほとんどないでしょう。反対に、むくみが主な原因なのであれば美容医療を無理に受ける必要もないかもしれません。

みずほクリニックでは、美容外科・形成外科歴30年以上の院長が、すべての診察・施術を担当しています。診察では、どの部分に原因があるのか、また原因にあった治療法にはどのようなものがあるのかを、お一人ひとりの症状にあわせてご案内しています。気にはなるものの診察に行くのはまだ少し緊張する…という方は、無料の画像診断(顔写真をもとに施術の適正などを診断します)やオンラインでの診察も行っておりますので、お気軽にご活用ください。

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遠方にお住まいの方や、すぐにご来院することが難しい方については、写真による無料相談を承っております。
事前に相談フォームからお顔の写真をお送りいただければ、画像で分かる範囲とはなってしまいますが、施術の適応についてなどを院長自らが確認し回答させていただきます。

本ページの監修医師

みずほクリニック

院長 小松磨史(こまつ きよし)

美容外科・美容皮膚科
みずほクリニック院長

詳しいプロフィールはこちら
みずほクリニック 院長 小松磨史

みずほクリニックのHPをご覧頂き有難うございます。現在当院では、骨切り・脂肪吸引・マシン・注射など50種類以上の小顔治療を取り揃えており、原因に合わせた治療法をご提案しています。ワンドクター制の当院では、30年以上のキャリアを積んだ院長の小松が全ての診察・施術を担当しており、骨格・脂肪・筋肉の特徴を的確に診断した上で最適な施術の提供を心掛けています。

経歴

  • 1994年 札幌医科大学卒業(第41期)
  • 1994年 札幌医科大学・形成外科入局
  • 1998年 札幌医科大学・大学院卒業 医学博士取得
  • 1998年 米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)
  • 2000年 札幌医科大学・形成外科 助教
  • 2002年 北海道砂川市立病院・形成外科 医長
  • 2005年 大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)
  • 2014年 みずほクリニック開院(院長)

免許・資格

  • 日本専門医機構認定 形成外科専門医
  • 日本美容外科学会・正会員
  • 医学博士