症例写真・ビフォーアフターCase introduction

おとがい形成・下顎下縁形成・エラ骨切り(No.392)(フェイスラインの左右差を整えた症例)

おとがい形成・下顎下縁形成・エラ骨切り(No.392)(フェイスラインの左右差を整えた症例)の症例写真・ビフォーアフター
おとがい形成・下顎下縁形成・エラ骨切り(No.392)(フェイスラインの左右差を整えた症例)の症例写真・ビフォーアフター

症例について

フェイスラインの横方向への張り出しが大きく、また左右差があることを気にしてご来院された20代の女性です。写真でも分かる通り、確かに右側(向かって左側)のエラからフェイスライン下部にかけてのラインが逆側よりも膨らみが大きく、これによって輪郭に左右差が生じているのが分かります。CT検査の結果、左右差の原因は骨格にあることが分かりましたので、骨切りによって輪郭の大きさを小さくしつつ左右差を改善することとしました。具体的には、おとがい形成(おとがい水平骨切り)と下顎下縁形成、そしてエラ骨切りの施術を行っています。

施術法

この方はおとがい先端部分が少し左向きになっていたため、おとがい水平骨切りでボリュームを軽減しながらわずかに顎先が右向きになるように調整しています。また下顎下縁形成においては、左右差を改善するために右と左では異なる手技を行っており、右外側は外板はずしを、左側は削合(削り)を加えて左右差の調整を行っています。(当然、外板はずしのほうが大きな組織量減少効果が得られます)そして角ばった輪郭を解消すべくエラ部分も骨切りでラインに変化を加えています。

ポイント

今回の方のようにフェイスラインに左右差がある場合は、あえて左右差が出るように異なるラインで骨切りを行ったり別の手技を加えるなどで、仕上がりが左右対象に近づくように予測をしながら手術計画を立てる点がポイントとなります。

術後の様子について、まだ右側のボリュームが多いように感じられたかもしれませんが、骨格へのアプローチによる左右差改善はすでに完了しているため、さらに左右差を改善したいという際には脂肪吸引や糸リフトなどを更に行うことで左右差を改善することが出来ますが、今回の方は本施術の結果で十分満足されたとのことで、治療はここで終了としています。

<症例に関する情報>

治療名:おとがい形成(おとがい水平骨切り術)、下顎下縁形成、エラ骨切り 費用:おとがい形成:660,000円、下顎下縁形成 660,000円、エラ骨切り(下顎角切除) 660,000円 リスク、副作用:腫れ、内出血、感染、左右非対称、熱傷、傷跡、知覚麻痺、顔面神経麻痺など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

監修医師
みずほクリニック

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。 免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士