症例紹介Case introduction

頬のベイザー脂肪吸引/糸リフト併用(No.224)(ベイザーによるジョールファット脂肪吸引)
頬のベイザー脂肪吸引/糸リフト併用(No.224)(ベイザーによるジョールファット脂肪吸引)の症例写真・ビフォーアフター
頬のベイザー脂肪吸引/糸リフト併用(No.224)(ベイザーによるジョールファット脂肪吸引)の症例写真・ビフォーアフター
症例について
丸顔というよりも「四角く見える顔」が気になるとご来院された23歳の女性です。顔がかなり横に大きく、また口元付近のフェイスラインも横に広がっているため輪郭が四角に近い状態に見えます。ご本人とも相談の上、今回は頬(ジョールファット)の脂肪をベイザーによって吸引するのとあわせて、糸リフトでさらにフェイスラインを引き上げる小顔整形を併用することとしました。
施術法
頬(ジョールファット)については、超音波で脂肪をバラバラに粉砕することができるベイザーを使用して脂肪吸引を行っています。その後、さらにしっかりと輪郭のラインを形成すべく糸リフトを使用して皮下組織を上方向に引き締めました。
ポイント
術後は1か月目の状態です。この方は術後に比較的内出血が生じましたので、参考までにその写真(術後1週間)も掲載します。このような内出血は通常2~3週間ほどで次第に改善します。
糸リフトは、フェイスラインを引き締める目的でももちろん使用しますが、脂肪吸引と併用する際のメリットには「術後の皮膚の余りによるたるみを防ぐ」目的でも使用できる点です。脂肪量が多い方の場合、吸引後に皮膚が余ってしまい、術後にたるみが生じることがあります。(特にこのような症状は顎下で生じることが多いです)今回の方は比較的多めに脂肪を吸引することが想定されたので、皮膚のたるみを防止するためにも糸リフトを併用しました。
なお当院では、一般的な糸リフトの挿入方法ではなく「骨膜固定法による糸リフト術」というオリジナルのリフトアップ法で施術を行っています。通常の糸リフト術では、皮下に挿入する糸には「固定源」がないことはほとんどですが、当院オリジナルの骨膜固定法の場合、もみあげ内の目立たない部分を1~2cmを切開し糸の一端を頬骨弓骨膜に固定して糸を挿入し引き上げます。この方法は、一般的な固定源のない糸リフトよりも強力に引き上げることができる点が特徴です。

<症例に関する情報>

治療名:頬の脂肪吸引(ジョールファット除去/ベイザー使用)+糸リフト(シルエットリフト/骨膜固定法) 費用:頬の脂肪吸引(ジョールファット除去/ベイザー使用)154,000円、皮膚切開による糸リフト(シルエットリフト/骨膜固定法)330,000円 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、感染、神経麻痺、左右非対称、傷跡、熱傷等 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

監修医師
みずほクリニック

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。 免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士