Vライン形成・整形術(No.273)(小顔+左右差改善)
症例について
顎の大きさと顎先の左右差を気にしてご相談に来られた33歳の男性です。写真でもお分かりいただけるかと思いますが、本人の主訴通り、顎が大きさとあわせて顎先が左方向(向かって右側)に曲がっており、フェイスラインに左右差が生じています。
施術法
オトガイ形成だけではフェイスラインの左右差は改善できないと判断し、今回はVライン形成術としてオトガイ形成と下顎下縁切除の併用手術を行うこととしました。具体的には、オトガイ形成(オトガイ水平骨切り)で顎先の上下長を短縮しつつ、さらに下顎下縁切除によって顎先の左右差を消すように左右非対称に切除する手技を行っています。
上の写真(術後)は3ヶ月目の様子ですが、顎先の幅が細くなり左右差も改善されています。骨に対してどのような操作を行ったかはCT画像で見れば分かりやすいかと思います。顎先の骨を短縮しつつ、左から右に少し水平移動でずらすようにプレート固定を行いました。
ポイント
診察の際に患者様から、「Vライン形成とは具体的にどのような手術を行うのですか?」と聞かれることがありますが、Vライン形成(小顔整形)には決まった手技はなく、一人ひとりの骨格の状態にあわせて行う手技が変わってきます。オトガイ形成と下顎下縁形成を組み合わせることが最近は多いですが、患者様の輪郭の状態によってはエラ(下顎角)骨切り術を併用することもあります。術法は患者様によって異なるものの、結果として「小顔でシャープなフェイスライン」と「尖り感のある顎先」に仕上げる手技がVライン形成(小顔整形)であるといってよいでしょう。
また今回の方のように、Vライン形成はシャープな輪郭・尖り感のある顎先を形成するだけではなく、顎の左右差なども同時に改善することが可能です。一度の施術で2つ以上の効果を得ることもできる輪郭整形術です。
<症例に関する情報>
治療名:Vライン形成術(オトガイ骨切り+下顎下縁切除) 費用:1,320,000円 モニター価格 1,210,000円 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、感染、血腫、知覚神経麻痺、顔面神経麻痺、左右非対称など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ