顎(おとがい)骨切り術Genioplasty

顎(おとがい)骨切り術とは

おとがいとは、一般的に顎先(あごさき)と言われる部分です。顎(おとがい)骨切り術は「面長整形」「小顔整形」「Vライン整形」として昨今ご指名が増えている輪郭整形術のひとつで、顎(おとがい・下顎骨)の長さや位置を骨切り術によって調整することで、フェイスラインに変化を出します。

おとがい形成術は、静脈麻酔もしくは全身麻酔の2つから手術法をお選びいただけます。静脈麻酔による施術は短時間で終了するため日帰りでの手術が可能です。全身麻酔は、完全に眠って意識が無い状態で手術を行うことができるため手術が不安・痛みが心配といった方におすすめです。

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顎(おとがい)骨切り術の料金

おとがい形成術(骨削り)   220,000円
おとがい形成術(骨切り)   330,000円
下顎下縁形成術 1回 660,000円
顎下筋肉縛り(オプション)  1回 110,000円
  • おとがい形成の複合手術は、すべて全身麻酔適用となります。
  • 複数の骨切り術を組み合わせる施術の場合、モニター価格の適用はいずれか1つのみとなります。
  • 記載料金は予告なく変更することがございます。またカウンセリング・診察時にご提示したお見積について、有効期間は提示日より3か月とさせていただきます。

顎(おとがい)骨切り術の施術の流れ

顎(おとがい)骨切り術の
注意点・副作用・リスク

顎(おとがい)骨切り術で
よくあるご質問(QA)

顎(おとがい)骨切り術の相場はいくらですか?

顎(おとがい)骨切り術は、どっしりとした四角い顎先をほっそりとさせる効果の他、引っ込んだ顎を前に出したり、しゃくれた顎を引っ込めたり、左右に曲がった状態の顎をまっすぐに整えるなど様々な目的で行われる輪郭整形です。小顔を目的として施術を希望される方の他、上のような顎の悩みを改善するために施術を行う方も多くいらっしゃいます。顎(おとがい)骨切り術の一般的な相場は、クリニックによって異なりますが、100~150万程度のことが多いです。

顎(おとがい)骨切り術に後遺症などはありますか?

顎(おとがい)骨切り術については、術後の後遺症についてご質問をいただくこともあります。オトガイ(下顎骨)とは顎先のことを言いますが、この部位にはオトガイ神経をはじめ、口元周辺の「知覚」を支配する神経は伸びており、通常はこのような神経を傷つけてしまうことはありませんが、骨膜を剥離する過程などで神経を傷つけてしまった場合、術後に何かしらの後遺症が生じる可能性があります。考えられる後遺症としては、一次的な神経麻痺による皮膚感覚の鈍化やしびれです。早ければ2ヶ月ほどで改善していきますが、2年ほど症状が続く可能性があります。 当院ではこのようなトラブルが起きたことは開業以来一度もありませんが、万が一のことを想定し、このような後遺症をできるだけ回避し軽減するための対策を用意しています。術後神経のダメージを早く回復させる内服薬(ビタミンB12やアデノシン三リン酸2水和物)などの対処薬を事前に準備している他、万が一何らかの原因で神経が切断されてしまった場合は、術中に顕微鏡下にて神経縫合を行って神経同士の再接合を行う手術計画を立てて施術を行っています。

顎(おとがい)骨切り術のデメリットはありますか?

顎(おとがい)骨切り術は顎先をシャープにしたり顎先の位置を前後・左右に移動させる輪郭整形です。そのため小顔整形・Vライン形成として行うケースの他、輪郭整形(お悩み改善)として行うケースの2パターンがあります。顎(おとがい)骨切り術のデメリットしては、
①手術のため術後のダウンタイムが相応にある(腫れ・内出血は約1ヶ月程度で90%が改善します)
②骨を短くすることで、顎下に皮膚のたるみが生じることがある
③一次的なものとして口が開けにくくなる・皮膚の感覚が鈍くなるといった症状が術後に生じることがある などです。
特に「②皮膚のたるみ」については、顎を上下方向に縮めた場合などに生じることがあり、数ミリの移動であれば気にならないこともありますが、ある程度の距離を骨移動させた場合には顎下に生じたたるみを手術中に同時に除去するといったケースもあります。この場合は「顎下筋肉縛り」という手法で行います。また顎下に生じたたるみの原因が皮下組織(脂肪)の場合は後日改めて除去することも可能で、この場合は脂肪吸引などが適応となります。施術が必要になるかどうかは顎骨の形や皮下組織のボリュームなどによって個人差があります。

顎(おとがい)骨切り術とセットバック整形の違いは何ですか?

顎(おとがい)骨切り術は、顎先(おとがい)の骨を骨切りし、顎の長さを変えたり位置を変える輪郭整形術です。対してセットバック整形は上下の歯(前から4番目の歯)を抜歯し、その開いたスペースを活用して前歯と歯茎を後方に下げる(セットでバックさせる)骨格整形術になります。そのためセットバック整形は「口元」に関するお悩みがある際に適応となる施術で、口ゴボ(口元全体が盛り上がっている)、出っ歯、受け口などの症状がある際に行います。

両顎手術とセットバック整形の違いは何ですか?

ひとつ前の質問とも関連するのであわせて両顎手術とセットバック整形の違いについてもお伝えします。(この違いについても、カウンセリングの際によくいただく内容です)
両顎手術については、通常私たちは「Two Jaw(2jaw)」と言っており、日本語では上下顎骨切り術・両顎手術などと訳されます。読んで字のごとく、上と下の両方の顎に操作を加える手術のことをいい、セットバック整形の他、ルフォー(Lefort I)+SSRO、さらに口腔外科的な施術(顎矯正手術など)も含んだ総称を指します。そのため、「両顎手術の中の一つの施術としてセットバック整形が存在する」、といってよいでしょう。

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こちらに記載がなくとも、お顔の大きさや輪郭についてお悩みのことがあればお気軽に当院までご相談ください。
当院では、全ての患者様における診察・手術・アフターフォローまでを形成外科・美容外科歴30年超の院長自らが対応しています。

監修医師
みずほクリニック

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。 免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士