オトガイ筋切除の症例写真・ビフォーアフター(No.816)(滑らかでほっそりとした顎先に)


症例について
顎先に力を入れた際に生じる梅干しじわや皮膚の凸凹、さらに顎先全体が横に広がって見えることに悩まれていた57歳の女性です。これまで当院で定期的に顎ボトックスを受けており、効果もしっかりと実感していたのですが、定期的な通院と施術に煩わしさを感じるとのご相談を頂きました。そこで今回は、1回の手術で長期的な効果が期待できるオトガイ筋切除を行うこととしました。
術後経過
術後は2週間経過した際の様子です。術前は、顎先に力を入れると顎先にしわ・凸凹などが広範囲に生じていましたが、術後は力を入れてもつるっと滑らかな形が維持されているのがお分かりいただけるかと思います。
また、術前は横方向に大きくて広がったような顎先でしたが、術後は自然なVラインに近づき、ほっそりとシャープな顎先に変化しています。オトガイ筋の過剰な働きを弱めることで、しわだけではなく顎先の形・ラインも大きく変化しました。オトガイ筋の過剰な働きを弱めることで、しわだけではなく、顎先の形・ラインも大きく変化しました。
術後の様子(動画)
実際に患者様に顎先に力を入れていただいた様子です。術後は力を入れても顎先にしわや凸凹が生じず、顎先は滑らかなラインを維持しています。
施術の効果
オトガイ筋切除はあまり馴染みのない治療法かとは思いますが、ボトックスと同じように、過剰に発達した筋肉の働きを抑えることで、顎先のしわなどを改善する施術です。患者様によって治療目的は様々ですが、以下のような目的で施術をする方が多いです。
①しわ・皮膚の凸凹改善
梅干しじわや、力を入れた際に顎先の皮膚表面が凸凹する状態を改善します
②顎先をすっきりシャープにする
筋肉が過剰に緊張していると、顎先が大きく角ばった形になることがあります。オトガイ筋切除で筋肉の働きを弱めることで、顎先の張り出しが緩和されてスッキリとシャープなラインに見えることがあります。
③顎先のラインが整う
オトガイ筋の緊張による顎先の凸凹や盛り上がりが軽減されるため、正面から見た際の形だけではなく「横」から見た際の顎先のラインも整うことが多いです。ただし治療の作用機序が異なりますので、ヒアルロン酸やプロテーゼ、おとがい形成のような大きな変化は期待できません。
施術について
オトガイ筋とは、顎先の皮膚を持ち上げたり下唇を突出させる際に使う筋肉で、この部分の筋肉が過剰に緊張すると、梅干しじわ、皮膚の凸凹、角ばった顎先などの症状が生じます。オトガイ筋切除では、このようなオトガイ筋の一部を切除して筋肉の過剰な働きを緩和することで、しわ・凸凹などを改善します。
施術法
オトガイ筋切除は口腔内切開でアプローチするため、術後に皮膚に傷跡が出来ることはありません。切開後はオトガイ筋の上の層(レイヤー)を顎先まで剥離してオトガイ筋を露出し、一部の筋肉を横方向に切開・切除することで筋肉の過剰な収縮力を弱めます。手術は局所麻酔による日帰り治療となります。
顎ボトックスとの使い分け
一般的に「顎先のしわ取り」と言えば顎ボトックスを想像する方が多いと思います。それぞれ持続期間や治療方法が異なりますので、ご自身の症状やライフスタイルにあった方法をお選びいただくのがよいでしょう。
●顎ボトックスがおすすめの方
- まずは注射で変化を試したい
- 手術には抵抗がある
- ダウンタイムをできるだけ抑えたい
- 顎先のしわや凸凹が軽度
- 一時的な変化を希望している
顎ボトックスは、ボツリヌストキシン製剤によってオトガイ筋の働きを一時的に弱める治療です。注射のみで施術できるためダウンタイムが少ない点が特徴です。ただ効果は半年程度で元に戻ってしまうため、状態を維持するには定期的な施術が必要です。
●オトガイ筋切除がおすすめの方
- 顎ボトックスの効果が短い
- オトガイ筋の力が強い
- 顎ボトックスを何度も繰り返している
- 長期的な効果を希望している
- しわだけではなく顎先の形・ラインも改善したい
オトガイ筋切除は、筋肉そのものを外科的に減量する施術のため、ボトックスよりも長期的な効果が期待できます。一方で、手術による治療となるため注射よりも腫れや内出血などのダウンタイムが生じます。口腔内切開のため皮膚側に傷跡は生じませんが、身体的負担はボトックスよりも大きくなることが多いです。また、半永久的に効果が続くので、まずは顎ボトックスで効果を確認してから筋切除を行う流れを当院では推奨しています。
「筋肉を減らす小顔治療」の応用
オトガイ筋切除と同じように、皮下組織そのものに外科手術でアプローチする小顔治療として、当院では以下なども取り扱っています。
- 咬筋切除(エラ張り改善)
- 頬骨筋切除①(ほうれい線上の膨らみ取り)
- 頬骨筋切除②(笑った時の頬の膨らみ取り)
- 唾液腺切除(顎下・頬などの膨らみ取り)
上記のうち「唾液腺切除」は、筋肉ではなく「唾液腺」の一部を切除する治療となりますが、筋切除と目的は同じで、唾液腺肥大によって生じている頬・顎下の膨らみ・もたつきを外科治療によって改善します。
顎先形成術は選び方がポイント
今回は筋切除による治療を行いましたが、顎先が大きく見える原因は人によって様々ですので、当院では原因にあわせて以下のような施術を行っています
- おとがい形成(骨格)
- 魔女顎手術(たるみ)
- ペリカン手術(たるみ)
- オトガイ筋切除(筋肉)
- 顎ボトックス(筋肉)
- 顎ヒアルロン酸(顎の長さ・ボリュームロス)
- FatX Core(脂肪溶解注射)
- カベリン注射(脂肪溶解注射)
- クルスカ(脂肪)
- スカルプシュア(脂肪)
- ウルセラ(たるみ)
あくまで上記は一例で、症状によっては複数の治療を組み合わせることもあります。いずれの治療法であっても最も大切なのは、「症状・原因にあった治療法を選ぶ」という点です。SNSや口コミサイトでどれだけ人気の治療であっても、ご自身の症状とあっていなければイメージしてしたような効果はほぼ得られないでしょう。的確に原因を知ることが、満足のいく結果を得るための近道です。
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